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レコードを作成または編集するときに、任意の条件で検索された参照項目を、自レコードに自動で設定できるようにします。

注意

フローおよびプロセスビルダーについては、サポート対象外となります。
任意の条件で検索された参照項目を自レコードに自動で設定すること以外の設定については、動作保証しておりませんので、ご了承いただきますようお願いいたします。

【2022/04/01 追記】
ワークフロールール、プロセスビルダーは、LMISの基盤となるSalesforceにて廃止予定となっております。
プロセスビルダーは移行対象外となりますので、今後、設定することは控えていただきますようお願いいたします。



<目次>

目次

...

フローの設定方法

...

このページではインシデント管理レコードの件名を、サービスの件名と同じにしたとき、インシデント管理レコードの関連サービス項目に件名とサービス名が一致するサービスを設定する方法を例に説明します。以下は、インシデント管理レコードの件名をサービスの件名と同じにしたとき、インシデント管理レコードの関連サービス項目に件名とサービス名が一致するサービスを設定する方法を例に説明します。

設定をしたいオブジェクト、項目に置き換えて手順を行ってください。

...


3.[すべて + テンプレート]の[自動起動フロー]をクリックしをクリックします。
[自動起動フロー(トリガなし)]を選択し、[作成]ボタンをクリックします。

...

リソース種別

API参照名

データ型

入力で使用可能

出力で使用可能

更新するオブジェクトの一意の名前例:「インシデント管理」オブジェクトのID用の項目 

「変数」を選択する

任意 例:incidentId

テキスト

チェックあり

チェックあり

検索対象となるオブジェクトの一意の名前
例:「サービス」オブジェクトのID用の項目 

「変数」を選択する

任意 例:serviceId

テキスト

チェックなし

チェックなし

検索対象となるオブジェクトの項目

例:「サービス」オブジェクトの件名用の項目

「変数」を選択する

任意 例:serviceName

テキスト

チェックあり

チェックあり

...

6.[+]をクリックします。(青い星) アイコンをクリックします。

...


7.[ロジック]内の[決定]をクリックします。

...


8.以下の内容を入力し[完了]ボタンをクリックします。

表示ラベル

任意

API参照名

任意

表示ラベル(結果の詳細)

任意

結果のAPI参照名

任意

結果を実行するタイミング

すべての条件に一致 (AND)

リソース

手順5で作成した「検索する対象となるオブジェクトの項目」を選択する

演算子

次の文字列と一致しない

{!$GlobalConstant.EmptyString}

...

9.[決定]左側の [+]をクリックし、 (青い星) アイコンをクリックし、[データ]内の[レコードを取得]をクリックします。

...

表示ラベル

任意

API参照名

任意

オブジェクト

検索する対象となるオブジェクト

例:サービス

条件の要件

すべての条件に一致 (AND)

項目

検索対象となるオブジェクトの項目 例:「サービス」オブジェクトの「サービス名」のAPI参照名

演算子

次の文字列と一致する

手順5で作成した「検索する対象となるオブジェクトの項目」を選択する

並び替え順

任意

保存するレコード数

最初のレコードのみ

レコードデータの保存方法

項目を選択して変数を割り当てる

項目値の保存場所

個別の変数に保存

項目

Id

変数

手順5で作成した「更新するオブジェクトの一意の名前」を選択する手順5で作成した「検索する対象となるオブジェクトの一意の名前」を選択する

返されたレコードがない場合、指定した変数をnullに設定します

チェックあり

...

11.[サービス取得]の (青い星) アイコンをクリックし、[+]をクリックし、[決定]をクリックします。

...


12.以下の内容を入力し[完了]ボタンをクリックします。

表示ラベル

任意

API参照名

任意

表示ラベル(結果の詳細)

任意

結果のAPI参照名

任意

結果を実行するタイミング

すべての条件に一致(AND)

リソース

手順5で作成した「検索する対象となるオブジェクトの一意の名前」を選択する

演算子

次の文字列と一致しない

...


13.[サービス有無チェック]の左側にて、[+]をクリックし、(青い星) アイコンをクリックし、[データ]内の[レコードを更新]をクリックします。

...

表示ラベル

任意

API参照名

任意

更新するレコードを検索してその値を設定する方法

レコードを識別する条件を指定し、項目を個別に設定

オブジェクト

更新するオブジェクト

例:インシデント管理

条件の要件

すべての条件に一致(AND)すべての条件に一致(AND)

項目

Id

演算子

次の文字列と一致する

手順5で作成した「更新するオブジェクトの一意の名前」を選択する

並び替え順

任意

項目

検索対象となるオブジェクトの参照項目 例:関連サービス(SMOC例:関連サービス(SMOC__ox_ref_svcNumber__c)c)

手順5で作成した「検索する対象となるオブジェクトの一意の名前」を選択する

...


16.「フローの表示ラベル」と「フローのAPI参照名」を任意の値で入力し[保存]ボタンをクリックします。

...


17.[有効化]ボタンをクリックします。

...

18.プロセスビルダーを作成します。18. 再度フローを作成します。「フロー」画面に戻り、[新規フロー]ボタンをクリックします。

19. [すべて + テンプレート]の[自動起動フロー]をクリックします。
[レコードトリガフロー]を選択し、[作成]ボタンをクリックします。

...


20. [開始を設定]ウィンドウにて以下の通りに入力し[完了]ボタンをクリックします。

オブジェクト

インシデント管理

フローをトリガする条件

レコードが作成または更新された

フローを最適化

アクションと関連レコード

...

21. (青い星) アイコンをクリックし、[相互関係]内の[サブフロー]をクリックします。

...

22. [参照されるフロー]に、「手順16で作成したフロー」を選択します。

...

23. 以下の通りに入力し[完了]ボタンをクリックします。

表示ラベル

任意

API参照名

任意

入力値を設定

各項目右側のボタンをクリック

情報

チェックが入り、「含める」と表示されることを確認します。

各変数の値

変数に応じた値を入力

情報

今回の例では、手順10における「サービスレコードを絞り込み」、手順14における「インシデント管理レコードを絞り込み」で使用される変数に、絞り込み条件に合うよう値を入力します。

  • incidentID:{!$Record.Id} (インシデント管理のID)

  • serviceName:{!$Record.SMOC__ox_txt_subject__c} (インシデント管理の件名項目)

...

24. [保存]ボタンをクリックします。

...

25. 「フローの表示ラベル」と「フローのAPI参照名」を任意の値で入力して、[保存]ボタンをクリックします。

...

26. [有効化]ボタンをクリックします。

これで、フローによる参照項目値を自動設定する手順は完了です。

プロセスビルダーの設定方法

...

注意

以下は、プロセスビルダーから作成したフローを呼び出し、動作させる設定となります。プロセスビルダーは移行対象外となりますので、あくまで参考情報と捉えていただき、以下の手順で設定を行うことは控えていただきますようお願いいたします。


1.プロセスビルダーを作成します。
[設定]-クイック検索より「プロセスビルダー」を検索しクリックします。

...

19.
2.[新規]ボタンをクリックします。

...

20.以下の内容を入力し
3.以下の内容を入力し[Save]ボタンをクリックします。

プロセス名

任意

API参照名

任意

プロセスを開始するタイミング

レコードが変更されたとき

...

21.
4.[オブジェクトを追加]をクリックします。

「オブジェクト」で更新するオブジェクトを選択し、「レコードを作成または編集したとき」にチェックを入れ[保存]ボタンをクリックします。

...

22.
5.[条件を追加]をクリックします。
「条件名」に任意の値を入力し、「アクションを実行する条件がない」にチェックを入れ、[保存]ボタンをクリックします。

...

23.6.[アクションを追加]をクリックします。
「アクション種別」で「フロー」を選択し、「アクション名」に任意の値を入力し、「フロー」で「手順18で保存したフロー」を選択します。「アクション種別」で「フロー」を選択し、「アクション名」に任意の値を入力し、「フロー」に「フローの設定方法」セクションの手順16で保存したフローを選択します。

...

24.「フロー変数」に「手順5で作成した更新するオブジェクトの一意の名前」項目を選択し、「種別」で「数式」を選択し、7.「フロー変数」に「手順5で作成した更新するオブジェクトの一意の名前」項目を選択し、「種別」で「数式」を選択し、[項目]をクリックします。

...

25.「カスタム」と入力し、「カスタムオブジェクトID」を選択し
8.「カスタム」と入力し、「カスタムオブジェクトID」を選択し[Choose]ボタンをクリックします。

...

26.9.[Use this Fomula]ボタンをクリックし、[行を追加]をクリックします。

...

27.「カスタム」と入力し、「カスタムオブジェクトID」を選択し
10.「カスタム」と入力し、「カスタムオブジェクトID」を選択し[Choose]ボタンをクリックします。

...

28.
11.[保存]ボタンをクリックし[有効化]ボタンをクリックします。

...

これで参照項目値を自動設定する手順は完了です。

これで、プロセスビルダーにて参照項目値を自動設定する手順は完了です。

実行例

...

1.「サービス」レコードを作成します。

...


2.「インシデント管理」レコードを作成します。
件名を「サービス」レコードのサービス名と同じにします。

...