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実行されるレポート(ソースレポート)の結果として出力されるデータの各カラムが、データを格納するオブジェクト(対象オブジェクト)の項目とマッピングされて1レコードずつ登録されます。
レポート作成スナップショット機能は、以下の流れで使用します。
定期的に実行するソースレポートを準備する。
ソースレポートの実行結果を登録する対象オブジェクトを準備する。
レポート作成スナップショットを作成する。
レポート作成スナップショットを実行するスケジュールを設定する。
登録されたデータを使用したレポートを実行して、データの分析を行う。
<目次>
目次 |
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設定の流れ
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1.レポート作成スナップショットで使用するソースレポートを用意します。既に定義されている場合には、そのレポートを使用することができます。
ここでは、例として2つの項目(テキスト型と日付時間型)を出力するインシデント管理のレポートを使って説明します。
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2.レポートの実行結果を登録するオブジェクトを用意します。結果を登録するオブジェクトには、レポートで出力される項目と同じデータ型の項目が定義されている必要があります。
表示名や項目名は一致している必要はありません。
登録するオブジェクトとして、LMISの「スナップショット1」から「スナップショット5」までの5つのカスタムオブジェクトを使用することができます。
これらのオブジェクトの一つを使用して、カスタム項目を追加します。ここでは、レポートの出力項目に対応する2つの項目(テキスト型と日付時間型)を作成しています。
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3.設定画面の[クイック検索]で「レポート作成スナップショット」と入力して、検索結果から[レポート作成スナップショット]をクリックします。
<Classicの場合>
<Lightningの場合>
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4.レポート作成スナップショット画面で[次へ]をクリックします。
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5.[新規レポート作成スナップショット]ボタンをクリックします。
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6.新規レポート作成スナップショット画面が表示されたら、必要な情報を入力します。
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7.以下の画面でスナップショット項目の対応付けを行います。ここではレポートで使用するデータを含む項目だけを選択します。それ以外の項目の対応付けは、不要です。
項目の対応付けが完了したら、[保存]をクリックします。
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情報 |
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ここでは、表記式のレポートを使用する場合の画面例を示しています。 |
8.下図のように[項目の対応付け]に設定情報が表示されます。[レポート作成スナップショットをスケジュール設定]の[編集]をクリックします。
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9.実行スケジュールを設定します。スナップショットが実行されたら通知メールを送信することができます。設定が完了したら[保存]をクリックします。
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10.下図のように[レポート作成スナップショットをスケジュール設定]に設定情報が表示されます。
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11.スケジュールされた時間が経過して、レポート作成スナップショットが実行されると、[実行履歴]に実行結果が表示されます。
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また、以下のような通知メールを受信します。
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12.対象オブジェクトに対してレポートを作成して実行すると、これまでに定期的に登録されてきたデータを確認することができます。
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これで、レポート作成スナップショットについての設定は完了です。
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