自動リリースの流れとシステム構成

AutomaticReleaseでの自動リリース作業の流れを基に、AutomaticReleaseのシステムを構成する各コンポーネントの役割について説明します。

<目次>

AutomaticReleaseでの自動リリース作業の流れ


  1. 自動リリース管理情報を登録
    ユーザは、LMISにログインし、リリース管理を起票後、自動リリース管理情報を登録します。

  2. 自動リリース管理情報を送信
    LMISでリリース管理のリリース計画が承認されると、関連する自動リリース管理情報が、受信メールサーバに送信されます。

  3. 自動リリース管理情報を取得
    AutomaticReleaseサーバでは、定期的に受信メールサーバから情報を取得し、自動リリースの実行情報として登録します。

  4. リリース作業の実行
    AutomaticReleaseサーバは、登録されたスケジュール日時に従い、配布元サーバから配布先サーバに配布モジュールの自動リリース作業を実施します。

  5. 自動リリース結果を反映
    自動リリース作業の実行結果が、LMISに反映されます。
    ユーザは、LMISで、自動リリース管理の成功失敗を確認できます。

各コンポーネントの役割


各コンポーネントの役割を以下に示します。

コンポーネント

役割

コンポーネント

役割

LMIS

リリース管理や自動リリース管理などのプロセスのインターフェースを提供します。

クラウド環境で提供されます。

受信メールサーバ

LMISからのメールを受信するメールサーバです。

LMISからの自動リリースの実行指示をメールで受け取ったり、エラー時に管理者にメール通知したりするため、外部環境と通信可能なメールサーバが導入されている、または、外部のメールサーバと連携可能である必要があります。

AutomaticReleaseサーバ

自動リリース作業を実行するモジュールが稼働するサーバです。

ユーザのローカル環境に構築されます。

配布元サーバ

配布先サーバに配布するモジュールが置いてあるサーバです。

ユーザのローカル環境に構築されます。

配布先サーバ

配布モジュールの配布先のサーバです。

ユーザのローカル環境に構築されます。