自動リリースの流れとシステム構成
AutomaticReleaseでの自動リリース作業の流れを基に、AutomaticReleaseのシステムを構成する各コンポーネントの役割について説明します。
<目次>
AutomaticReleaseでの自動リリース作業の流れ
自動リリース管理情報を登録
ユーザは、LMISにログインし、リリース管理を起票後、自動リリース管理情報を登録します。自動リリース管理情報を送信
LMISでリリース管理のリリース計画が承認されると、関連する自動リリース管理情報が、受信メールサーバに送信されます。自動リリース管理情報を取得
AutomaticReleaseサーバでは、定期的に受信メールサーバから情報を取得し、自動リリースの実行情報として登録します。リリース作業の実行
AutomaticReleaseサーバは、登録されたスケジュール日時に従い、配布元サーバから配布先サーバに配布モジュールの自動リリース作業を実施します。自動リリース結果を反映
自動リリース作業の実行結果が、LMISに反映されます。
ユーザは、LMISで、自動リリース管理の成功失敗を確認できます。
各コンポーネントの役割
各コンポーネントの役割を以下に示します。
コンポーネント | 役割 |
---|---|
LMIS | リリース管理や自動リリース管理などのプロセスのインターフェースを提供します。 クラウド環境で提供されます。 |
受信メールサーバ | LMISからのメールを受信するメールサーバです。 LMISからの自動リリースの実行指示をメールで受け取ったり、エラー時に管理者にメール通知したりするため、外部環境と通信可能なメールサーバが導入されている、または、外部のメールサーバと連携可能である必要があります。 |
AutomaticReleaseサーバ | 自動リリース作業を実行するモジュールが稼働するサーバです。 ユーザのローカル環境に構築されます。 |
配布元サーバ | 配布先サーバに配布するモジュールが置いてあるサーバです。 ユーザのローカル環境に構築されます。 |
配布先サーバ | 配布モジュールの配布先のサーバです。 ユーザのローカル環境に構築されます。 |