タスクの作業時間登録の利用

タスクの作業日と作業時間を登録することで、タスクの作業時間の合計を把握できる機能です。

この章では、タスクの作業時間登録機能を利用するための設定について説明します。

利用例

タスクの作業時間を作業日単位で登録できます。登録した作業時間が集計され、サービス要求管理、インシデント管理などのタスクの親レコードで合計を確認できます。また、レポート等で、タスクの作業時間や、親レコードであるインシデント管理の作業時間を確認できます。

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たとえば、サービス要求管理のレコードで、関連する作業を複数のタスクとして登録している場合、各タスクの[作業の記録]欄で、作業日ごとに[期日]、[作業時間]を登録していきます。サービス要求管理のレコードの詳細画面では、[タスクの作業時間合計]欄で、各タスクの作業時間の合計を確認できます。

設定の流れ

タスクの作業時間登録機能を利用する場合の設定の流れを以下に示します。

1.パブリッシャーアクションを有効化する
タスクの作業時間登録機能で利用するパブリッシャーのアクションを有効化します。

2.フィード追跡を有効化する
フィード追跡を有効化します。

3.タスクの[作業の記録]を設定する
タスクのレコードで[期日]、[作業時間]のみ登録すればよいように、その他の項目のデフォルト値をあらかじめ設定しておきます。

4.タスクのページレイアウトを変更する
タスクのページレイアウトを変更して、[作業の記録]欄、[タスクの作業時間合計]欄、[活動履歴]欄を表示します。
設定の操作については、「タスクのページレイアウトの変更」を参照してください。

5.タスクの親オブジェクトのページレイアウトを変更する
タスクの親オブジェクトとなる以下のオブジェクトのページレイアウトに、[タスクの作業時間合計]欄を表示します。
サービス要求管理/インシデント管理/問題管理/変更管理/リリース管理/タスク

6.タスクの作業時間登録で使用するレコードタイプを設定する
タスクの作業時間登録機能では、データ管理のためにレコードタイプを使用します。
なお、利用者がデータを登録する際に、このレコードタイプを意識する必要はありません。

注意事項

  • タスクの[作業の記録]欄で、作業日を登録する項目の名称は、[期日]から変更できません。

  • 2つのタスク同士がお互い参照しあってる状態(互いに「関連タスク」項目に相手タスクを登録している状態)で「作業の記録」ボタンから作業時間を登録すると作業時間が正しく登録されません。

参考情報


<目次>