移送申請情報の参考情報

移送申請情報に登録が必要な項目、注意事項などについて説明します。

<目次>

移送申請情報の登録項目


移送申請情報の登録項目を以下に示します。

分類

項目

説明

必須

分類

項目

説明

必須

基本情報

件名

移送管理の件名を指定します。
リリース管理の件名が自動コピーされます。

スケジュール日時

自動移送を実行する日時を指定します。

[即時実行]で[OFF]を指定した場合、スケジュール日時の指定が必須です。

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即時実行

移送を即時に実行するか指定します。

  • [ON]:即時に実行します。

  • [OFF]:即時に実行しません(デフォルト)。

スケジュール日時を指定し、[即時実行]で[ON]を指定した場合は、即時実行が優先されます。

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移送実行サーバ

ERP連携を構築したサーバを指定します。

適用済み

移送管理の事後申請に使用する項目です。

移送処理を実行しない場合にチェックをします。

移送管理の事後申請については、「移送管理の事後申請」を参照してください。

チェックした場合は、[実行情報]の[実行完了日時]と[結果区分]の入力が必須です。

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移送番号

移送番号を入力します。カンマ区切りで20個まで入力できます。

指定例:「I07K967601,I07K967602,…I07K967620」

移送先クライアント番号

移送先クライアント番号を入力します。カンマ区切りで20個まで入力できます。
ハードウェアレコードに登録されているすべてのクライアント番号が設定されますので、必要に応じてクライアント番号を削除してください。
指定例:「001,002,…020」

備考

特記事項や詳細情報がある場合に入力します。

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移送元情報

移送元サーバ

ハードウェアのルックアップ検索で、配布するモジュールを配置しているマシンを選択します。

ハードウェアのルックアップ検索では、ハードウェアのレコードで、自動リリース共通情報セクション情報と自動リリースforERPセクション情報が登録されているレコードが検索対象になります。

移送先情報

移送先サーバ

ハードウェアのルックアップ検索で、モジュールの移送先マシンを選択します。

ハードウェアのルックアップ検索では、ハードウェアのレコードで、自動リリース共通情報セクション情報と自動リリースforERPセクション情報が登録されているレコードが検索対象になります。

実行時オプション情報

先行移送管理

登録している自動移送に先行する自動移送を設定したい場合、先行する移送管理の移送管理番号を指定します。

関連リリースが同一の移送管理レコードのみ先行自動移送で選択可能です。

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想定処理時間(分)

移送処理に掛かると想定される時間を設定します。

移送処理が想定時間を超えても完了しない場合は、移送申請情報の所有者にアラートメールを通知します。入力を省略した場合、アラートメールは通知されません。

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コピー不要

移送ファイルのコピーを行うかどうかを選択します。移送元と移送先で共通のフォルダを使用しており、移送ファイルのコピーが不要の場合は、[ON]を選択します。

  • [ON]:移送ファイルのコピーを行いません。

  • [OFF]:移送ファイルのコピーを行います(デフォルト)。

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ホールド設定

ホールド設定の要否として、以下のどちらかを選択します。

  • [ON]:スケジュール日時になったときに、自動移送の実行を一時停止し、最終確認をします。

  • [OFF]:スケジュール日時になったら、自動移送処理をそのまま実行します(デフォルト)。

移送オプション情報

将来のインポート用に移送依頼をキューに残す(0)

[ON]、[OFF]を選択することで設定を変更することができます。

デフォルト値は「ON」です。

詳細は、SAP TPコマンドに関するマニュアルを参照してください。

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移送依頼を再インポート(1)

[ON]、[OFF]を選択することで設定を変更することができます。

デフォルト値は「ON」です。

詳細は、SAP TPコマンドに関するマニュアルを参照してください。

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オリジナルを上書き(2)

[ON]、[OFF]を選択することで設定を変更することができます。

デフォルト値は「ON」です。

詳細は、SAP TPコマンドに関するマニュアルを参照してください。

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先行関係を無視(3)

[ON]、[OFF]を選択することで設定を変更することができます。

デフォルト値は「OFF」です。

詳細は、SAP TPコマンドに関するマニュアルを参照してください。

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未確認仮修正のオブジェクトを上書き(6)

[ON]、[OFF]を選択することで設定を変更することができます。

デフォルト値は「OFF」です。

詳細は、SAP TPコマンドに関するマニュアルを参照してください。

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未許可のテーブルクラスを無視(8)

[ON]、[OFF]を選択することで設定を変更することができます。

デフォルト値は「OFF」です。

詳細は、SAP TPコマンドに関するマニュアルを参照してください。

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未許可の移送タイプを無視(9)

[ON]、[OFF]を選択することで設定を変更することができます。

デフォルト値は「OFF」です。

詳細は、SAP TPコマンドに関するマニュアルを参照してください。

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実行情報

実行完了日時

  • [基本情報]で[適用済み]チェックボックスをチェックした場合は、移送申請情報の起票時、実行完了日時を指定します。必ず指定します。

  • [基本情報]で[適用済み]チェックボックスをオフにした場合は、移送処理の完了日時が自動で入力されます。



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結果区分

[基本情報]で[適用済み]チェックボックスをチェックした場合は、移送結果を選択します。必ず指定します。

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通知先情報

追加通知先1、

追加通知先2、

追加通知先3

ルックアップ検索で、通知したいユーザを選択します。

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関連情報

関連リリース

移送関連情報の起票時に、関連するリリース管理番号が自動で設定されます。

制御情報

承認者の決定方法

所有者と承認者の決定プロセスを指定します。

  • [Q]:
    作成後、「所有者」がキューに割り当てられます。キューのメンバが所有者を指定します。「承認者」はキューのメンバになります。

  • [N]:
    作成者が「所有者」になります。承認者は「所有者」のマネージャになります。

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カレンダー登録

公開カレンダーへの予定の登録について指定します。

  • [ON]:登録します。

  • [OFF]:登録しません(デフォルト)。

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移送完了メール通知

所有者への移送の実行結果のメール通知について指定します。

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注意事項


  • 移送管理のスケジュール日時は、できるだけSalesforceの停止時間帯を避けてください。
    自動移送処理はユーザのローカル環境で行われるため、Salesforceが停止している時間帯も実行できますが、Salesforce上で稼働しているLMISへステータスを更新する処理で失敗する可能性があるためです。
    Salesforceの計画停止のスケジュールや現在の稼働状況は、サイドバーの[Salesforce 稼働状況]リンクから確認できます。
     

  • 1つのリリース管理のレコードに、自動リリース管理情報と移送申請情報を混在させることはできません。


  • [移送元パス]、[移送先パス]にシングルクォーテーションを使用する場合、エスケープ処理により文字数が増えるため、長い文字列を使用すると、文字列の最大長を超えて入力内容が欠損する可能性がありますので注意をしてください。
    シングルクォーテーション 1文字につき6文字の文字列に置き換えます。


  • 自動移送処理は以下のように実行されるため、スケジュールした日時と実際に実行される日時に、ずれが発生することがあります。



    移送情報取得ジョブフローの起動間隔は、環境変数オブジェクトで変更できます。起動間隔を変更する操作については、マニュアル「LMIS/AutomaticRelease for ERP 運用管理ガイド ジョブフローを起動する」を参照してください。

参考情報


  • 類似した内容の移送申請情報を複数登録したい場合は、[コピー登録]ボタンをクリックし、移送申請情報を複製してください。

  • 移送申請情報を誤って登録した場合に破棄したいときは、「移送申請情報の破棄」を参照してください。

  • リリース管理と移送管理の関係は以下の図のようになります。