本マニュアルはコンフィグレーションエディタの利用ガイドです。コンフィグレーションエディタは現在、パートナー様向けのオプション製品となります。
標準的なコンフィグレーション
標準的なコンフィグレーションと移行の方式です。
本例では、コンフィグレーションエディタ、および変更セットを用いて移行する方式を説明します。
<目次>
- 1 作業内容
作業内容
コンフィグレーションの流れを以下に説明します。
開発環境(Sandbox環境)の作成
システム管理者は、開発環境として使用するSandbox環境を、以下の手順で作成します。Sandboxの作成
Sandboxを作成します。Sandboxの種別はDeveloper Sandboxで作成します。Sandboxに移行されないデータを登録
以下はSandbox作成時に移行されないため、それぞれ移行を実施します。各オブジェクトのレコード
ドキュメント
レコードチェック
レコードアクション
コンフィグレーション
システム管理者は、LMISおよびコンフィグレーションエディタを用いて、コンフィグレーションを実施します。LMIS
オブジェクトの項目定義、レイアウトの設定など、コンフィグレーションエディタがサポートしないコンフィグレーションを実施します。
コンフィグレーションエディタがサポートするコンフィグレーションについては、「機能概要」を参照してください。
LMISのコンフィグレーションについては、マニュアル「コンフィグレーションガイド」を参照してください。コンフィグレーションエディタ
コンフィグレーションエディタを使用して、ワークフローのコンフィグレーションを実施します。
コンフィグレーションエディタの制限事項については、「制限事項」を参照してください。
移行準備
以下の手順で、実施したコンフィグレーションの移行内容を確定し、その移行内容から適切な移行方法を決定します。移行内容の整理
実施したコンフィグレーションのうち、移行したいコンフィグレーション内容を確認します。移行方法の決定
コンフィグレーション内容に応じて「コンポーネント別移行方法」を参照し、適切な移行方法を決定します。変更セットの作成
LMISで実施したコンフィグレーションは、変更セットを使用して移行します。
「コンフィグレーションガイド 変更セットをSandbox環境からリリースする」を参照し、変更セットを作成します。移行不要な成果物の削除(または無効化)
コンフィグレーションエディタで実施したワークフローのコンフィグレーションは、コンフィグレーションエディタを使用して移行します。
コンフィグレーションエディタは、選択したオブジェクト単位ですべてのワークフロールールを移行するため、不要なワークフロールールは削除、または無効化します。
移行
以下の手順で、移行を実施します。なお、記載した手順のうち、コンフィグレーションを実施していない項目については、実施不要です。
移行内容に関する詳細については、「コンポーネント別移行方法」を参照してください。手動移行(その1)
以下の内容を、本番環境に手動設定します。セキュリティのコントロール
組織プロファイル
ドメイン管理(私のドメイン)
メール管理(組織のメールアドレス)
活動(公開 & リソースカレンダー)
変更セットによる移行
開発環境で作成した変更セットを、本番環境に移行します。
「コンフィグレーションガイド 変更セットをSandbox環境からリリースする」を参照し、変更セットを本番環境に移行します。手動移行(その2)
以下の内容を、本番環境に手動設定します。標準オブジェクトの設定(アクションの上書き、検索レイアウト)
カスタムオブジェクトの設定(アクションの上書き、検索レイアウト)
レポート(レポートの配信)
ダッシュボード(ダッシュボードの更新)
メールサービス
受信メールの設定
送信メールの設定
コンフィグレーションエディタによる移行
コンフィグレーションエディタを使用して、以下の内容を開発環境から本番環境へ移行します。コンフィグレーションを実施したオブジェクトの「ワークフロー」
手動移行(その3)
以下の内容を、本番環境に手動設定します。ワークフローの有効化
セルフサービスポータルサイトの設定
データローダによる移行
データローダを使用して、以下の内容を本番環境に移行します。セルフサービスポータルのフォーム設定
公開グループのメンバー設定
キューのメンバー設定