セルフサービスポータルで下書きの編集ができない
<目次>
事象
セルフサービスポータルにて特定のバージョンからV2.8.0.03-3以上にバージョンアップを行った時、下書きレコードの「編集」ボタンをクリックすると、編集をすることができなくなる場合があります。
下書きレコードにて、[編集]ボタンをクリックします。
下書きの編集画面にて参照画面が表示され、編集することができません。
発生条件
以下のすべての条件を満たす場合に事象が発生します。
①以下のバージョンのセルフサービスポータルにて下書きレコードが存在する。
バージョン |
---|
V2.8.0.03-2 |
V2.8.0.01 |
V2.8.0.00-2 |
V2.8.0.00-1 |
V2.8.0.00 |
②V2.8.0.03-3以上の環境にバージョンアップを行う。
上記①②を満たした状態で、下書きレコードの「編集」ボタンをクリックしても編集ができない場合があります。
※V2.8.0.00~V2.8.0.03-2の環境以外からV2.8.0.03-3以上にバージョンアップした場合は事象は発生しません。
回避策
事象が発生した場合、複製機能を使用し、新しい下書きを作成して回避をしてください。
複製後、事象発生レコードは削除してください。
複製から削除までの手順を以下に記載します。
[回避策の操作方法]
事象が起きている下書きレコードを開きます。[複製]ボタンをクリックします。
複製画面にて、[下書き]ボタンをクリックします。
※この状態で、編集を行い、[保存]ボタンをクリックして提出することも可能です。確認ダイアログが表示されます。[OK]ボタンをクリックします。
下書きの保存が成功します。再び[編集]ボタンをクリックします。
編集画面が表示されます。下書きの編集が可能となっています。
複製元の下書きレコードは不要の為、[削除]ボタンをクリックして削除します。
環境の設定によっては[削除]ボタンが表示されていないことがありますので、その場合はシステム管理者にて、マニュアル「コンフィグレーションガイド セルフサービスポータル設定ファイル(LMIS_PortalSetting)」を参照し、対象オブジェクトの「削除」ボタンを表示する設定にしてください。
これで、回避策の手順は完了です。