申請、問い合わせおよび変更要求のフォームは、フォーム設定で、フォームのガイド、セクション、項目を設定します。
<目次>
操作方法
本操作はタッチインターフェースに対応していません。
1.システム管理者権限のユーザでLMISにログインします。
2.アプリケーションメニューで、[LMIS 管理]をクリックします。
3.[セルフサービスポータルフォーム設定]タブをクリックします。
4.[オブジェクト名]欄で、[お問い合わせ]、[申請]または[変更要求]を選択します。
申請のフォームを設定する場合は[申請]、問い合わせのフォームを設定する場合は[お問い合わせ]、変更要求のフォームを設定する場合は[変更要求]を選択してください。
5.一覧で、項目を設定するフォームの名前(申請種別、問い合わせ種別またはポータル種別)をクリックします。
一覧の表示項目を以下に示します。
項目 | 説明 |
---|---|
アクション | [フォーム設定]が[設定済み]の場合、以下が表示されます。 [コピー]は、フォームが1つしか存在しない場合は表示されません。 |
申請種別 問い合わせ種別 ポータル種別 | フォームの名前が表示されます。 名前をクリックすると、フォームの設定画面が表示されます。 |
フォーム設定 | 以下のどれかが表示されます。 |
フォームの数が多い場合は、[検索]を使用して、フォームの名前で一覧を絞り込むことができます(前方・後方部分一致検索)。
6.このフォームを使用して以下のように添付ファイルがあることを確認できるようにする場合には、[フォーム設定]の左にある「歯車」アイコンをクリックします。添付ファイルの確認を必須としない場合には、手順8に進んでください。
・承認依頼時、または承認が不要なレコードの登録時に添付ファイルを必要とする場合
7.[ファイルの添付を必須とする]をチェックして、[設定]をクリックします。
既定値は、ファイルの添付を必須としません。
8.フォームに表示するガイドを設定する場合には、[フォーム設定]の[ガイド]の右に表示されている[ガイド設定]アイコンをクリックします。フォームにガイドを設定しない場合には、手順10に進んでください。
9.[ガイド設定]でフォームのガイドに表示する内容を入力して、[設定]ボタンをクリックします。
フォームにガイドを表示しない場合は、入力欄を空欄のままにしてください。
[日本語]以外についてもガイドを設定する場合は、[英語]、[中国語]をクリックし、言語を切り替えてください。
上記のガイドを表示したフォームのイメージを以下に示します。
続いて、フォームのセクションのタイトルを設定します。このセクションでタイトルを表示しない場合には手順12に進んでください。
10.[フォーム設定]の[タイトルなし(タイトルを非表示)]の右に表示されている[セクション設定]アイコンをクリックします。
11.セクションのタイトルを表示する場合は、[セクションタイトルを表示する]チェックボックスをチェックして、言語タブにセクションのタイトルを入力します。
セクションのタイトルを表示する場合は、すべての言語について、セクションのタイトルを入力してください。使用しない言語については、任意の値を入力しておきます。
セクションのタイトルを表示しない場合は、[セクションタイトルを表示する]チェックボックスをオフのままにします。
上記のセクションタイトルを表示したフォームのイメージを以下に示します。
12.項目ラベルの文字数が多くなったときにそのラベルを改行して表示させたくない場合には、使用しているセクションで[項目ラベルを改行しない]をチェックします。
既定値はTrueです。長い項目ラベルが改行して表示されても良い場合には、手順13に進んでください。
長い項目ラベルが改行して表示されると、画面のレイアウトがくずれて見にくくなる場合があります。上記設定をチェックしないときとチェックしたときのイメージの例をそれぞれ以下に示します。
13.セクションの設定が完了したら[設定]をクリックします。
続いて、フォームの入力項目・表示項目を設定します。
14.セクションに表示する項目の列数に合わせて、列レイアウトを配置します。
[列レイアウト]から任意の列レイアウトを、表示したいセクション内の位置にドラッグ&ドロップします。
列レイアウトは、セクションに複数配置することができます。
同一のセクション内で、[1列レイアウト]と[2列レイアウト]を組み合わせて使用することができます。
不要な列レイアウトは×[列レイアウト削除]アイコンをクリックして削除します。
セクション内で列レイアウトを別の場所に移動させる場合は、表示したい位置にドラッグ&ドロップで移動できます。
15.配置した列レイアウトに、入力項目・表示項目を設定します。
[項目]から入力項目・表示項目を表示したい列レイアウト内の位置にドラッグ&ドロップします。
いずれかのセクションで、必ず[件名]を表示してください。
[空白スペース]を除く各項目は、すべてのセクションの中で1か所だけ指定できます。
[項目]下にキーワードを入力すると、項目を絞り込むことができます(部分一致検索)。
不要な項目は × [項目削除]アイコンをクリックして削除します。
項目を別の場所に移動させる場合は、表示したい位置にドラッグ&ドロップで移動できます。
項目を表示する行を調整する場合は、[空白スペース]項目を配置して調整してください。
ルックアップ項目の属性を表示する場合は、「/wiki/spaces/tmpclscfg/pages/1238313471」を参照してください。
16.手順14~15と同様に、列レイアウト、項目を追加します。
項目の入力可否や、初期値、ルックアップ項目の検索条件を設定する場合は、右に表示されている[項目設定]アイコンをクリックします。
[項目設定]で、制約と初期値、複製時の初期値を選択して、[設定]ボタンをクリックします。
ルックアップ項目の検索条件設定については「/wiki/spaces/tmpclscfg/pages/1238313363」を参照してください。
項目設定で設定する値を以下に示します。
項目 | 説明 |
---|---|
制約 | 入力または表示の制約として、以下のどれかを選択します。 ・[なし]:入力または表示の制約はありません。 ・[必須]:入力必須の項目とします。 ・[参照]:表示項目とします。 上記の設定よりも、項目定義および項目レベルセキュリティが優先されます。 項目定義によっては、設定できない場合があります。 |
初期値 | 申請、問い合わせ、変更要求を起票したときの初期値を選択します。 選択できる項目を以下に示します。 ・[なし]:項目に定義された初期値が設定されます。 ・[種別(API参照名)]:申請種別、問い合わせ種別、ポータル種別のAPI参照名が設定されます。 ・[種別(値)]:申請種別、問い合わせ種別、ポータル種別の名前が設定されます。 ・[現在の時間]:起票時の日時が設定されます。 ・[ユーザのメールアドレス]:起票者のメールアドレスが設定されます。 [種別(値)]を選択する場合、複数言語環境での翻訳時に影響が出る可能性があります。 初期値は、起票時のみ設定されます。複製、下書きからの編集の場合は設定されません。 項目定義によっては、値が指定できない場合と、指定できる値が限定されている場合があります。 チェックボックス項目に関しては、項目のデフォルト値に「チェックあり」が設定されている場合、そのチェックボックス項目を「チェックなし」状態で下書き保存を行うと、保存直後の画面では、項目のデフォルト値が優先され、表示上「チェックあり」になります。しかし、内部処理では起票時の状態を保持しているため、下書き保存後の画面から提出を行っても、そのチェックボックス項目は「チェックなし」で提出されます。 LMIS V2.8.0.00まで使用されていた[種別]の設定は、LMIS V2.9.0.00からは[種別(API参照名)]に移行されます。 |
複製時の初期値 | 申請、問い合わせ、変更要求を複製したときの初期値を選択します。 選択できる項目を以下に示します。 ・[現在の時間]:複製時の日時、または日付が設定されます。 ・[項目の初期値]:複製時に、項目のデフォルト値が設定されます。デフォルト値が空白の場合は、値が設定されません。 ・[元のレコードから複製]:複製時に、複製元のレコードの値が設定されます。複製元レコードの値が空白の場合は、空白が設定されます。 本機能は、日時項目、または日付項目に設定することができます。 この設定は、複製元の入力値よりも優先度が高くなります。 |
[項目]に指定できる項目については、「申請のフォームで利用可能な項目」、「問い合わせのフォームで利用可能な項目」、「変更要求のフォームで利用可能な項目」を参照してください。
[受付メールアドレス]など、利用可能な項目に該当しない、セルフサービスポータルの動作に関わる制御項目は、必ず[制約]で[参照]を設定し、[初期値]に[なし]を設定してください。
これで、フォームの1つのセクションでの項目の設定が終わりました。
続いて、2つめのセクションを追加する操作について説明します。
17.2つめ以降のセクションを追加する場合は、新しいセクションを表示したい位置にドラッグ&ドロップします。
不要なセクションは × [セクション削除]アイコンをクリックして削除します。(セクションをすべて削除することはできません。)
セクションを別の場所に移動させる場合は、表示したい位置にドラッグ&ドロップで移動できます。
18.前述の手順10~16と同様にセクション、列レイアウト、項目を設定します。
19.表示したいすべてのセクションの設定が終わったら、[保存]ボタンをクリックします。
これで、フォームの項目の設定は完了です。
申請のフォームで利用可能な項目
申請のフォームで利用可能な項目を以下に示します。
件名
申請方法
受付日時
依頼内容
優先度
要求カテゴリ
作業内容
作業時間
関連サービス要求
関連サービス
関連ハードウェア
関連ソフトウェア
追加したカスタム項目
利用可能な項目は、項目レベルセキュリティで設定されるアクセス権によって変更できます。アクセス権の設定の詳細については「/wiki/spaces/tmpclscfg/pages/1238313563」を参考にしてサービス要求管理の項目について「参照」および「編集」の権限を設定してください。
問い合わせのフォームで利用可能な項目
問い合わせのフォームで利用可能な項目を以下に示します。
件名
問い合わせ方法
受付日時
内容
緊急度
影響度
インシデントカテゴリ
調査内容
対策内容
調査時間
対策結果
対策時間
関連イベント
関連サービス要求
関連インシデント
関連サービス
関連ハードウェア
関連ソフトウェア
追加したカスタム項目
利用可能な項目は、項目レベルセキュリティで設定されるアクセス権によって変更できます。アクセス権の設定の詳細については「/wiki/spaces/tmpclscfg/pages/1238313563」を参考にしてインシデント管理の項目について「参照」および「編集」の権限を設定してください。
変更要求のフォームで利用可能な項目
変更要求のフォームで利用可能な項目を以下に示します。
件名
受付日時
変更内容
優先度
変更希望日
変更要因種別
変更要因
変更要求の開始日時
変更要求の完了日時
関連イベント
関連サービス要求
関連インシデント
関連サービス
関連ハードウェア
関連ソフトウェア
追加したカスタム項目
利用可能な項目は、項目レベルセキュリティで設定されるアクセス権によって変更できます。アクセス権の設定の詳細については「/wiki/spaces/tmpclscfg/pages/1238313563」を参考にして変更管理の項目について「参照」および「編集」の権限を設定してください。
参考情報
ルックアップ検索の対象レコードを制限したり、ルックアップ検索結果の表示項目を指定したりする方法については、「/wiki/spaces/tmpclscfg/pages/1238313363」を参照してください。
関連レコード属性を表示させる方法については、「/wiki/spaces/tmpclscfg/pages/1238313471」を参照してください。