ここでは、ソフトウェア辞書をデータローダを使用して更新する操作について説明します。
<目次>
操作方法
ソフトウェア辞書の更新は、以下の流れで作業します。
1.データローダをダウンロードする
本作業は、データローダを使用します。
2.データローダで、データをエクスポートする
「ソフトウェア」レコードからソフトウェア辞書を登録する場合
以下の内容で、[ソフトウェア]のデータをエクスポート(Export)してください。実施後、手順3に進みます。
指定する項目 | 指定する内容 |
---|---|
出力するオブジェクト | ソフトウェア(SMOC__ox_obj_software__c)を選択します。 |
出力するデータ内容 | Select Id, Name, SMOC__ox_txt_name__c, SMOC__ox_txt_arias__c, SMOC__ox_txt_version__c,SMOC__ox_sel_softwareCategory__c FROM SMOC__ox_obj_software__c WHERE SMOC__ox_chk_libraryData__c = false ORDER BY NAME |
「ソフトウェア辞書」レコードを更新する場合
以下の内容で、[ソフトウェア辞書]のデータをエクスポート(Export)してください。実施後、手順3に進みます。
指定する項目 | 指定する内容 |
---|---|
出力するオブジェクト | ソフトウェア辞書(SMOC__ox_obj_softwareDictionary__c)を選択します。 |
出力するデータ内容 | Select Id, Name, SMOC__ox_txt_name__c, SMOC__ox_txt_arias__c, SMOC__ox_txt_version__c, SMOC__ox_sel_softwareCategory__c FROM SMOC__ox_obj_softwareDictionary__c ORDER BY NAME |
上記以外で、「ソフトウェア辞書」レコードをはじめて登録する場合(ソフトウェア辞書をお持ちの場合)
本手順は不要です。手順3で新規にファイルを作成して作業を実施してください。
3.エクスポートしたソフトウェア情報を更新する
エクスポートした内容を、以下の例に従って更新します。
ソフトウェア辞書等のデータを追加する場合は、以下の例に従って行を追加してください。
ヘッダ | ラベル | 必須 | 指定する内容 |
---|---|---|---|
Id | カスタムオブジェクトID | 空白にします。 | |
Name | ソフトウェア番号 | 空白にします。 | |
SMOC__ox_txt_name_c | ソフトウェア名 | ○ | ソフトウェア名を指定します。 |
SMOC__ox_txt_arias__c | エイリアス | ○ | ソフトウェアの別名を指定します。 |
SMOC__ox_txt_version__c | バージョン | ○ | バージョンを指定します。 EXCEL等を利用してデータを編集する場合は、末尾の「0」が除去されることがあります。ご注意ください。 |
SMOC__ox_sel_softwareCategory__c | ソフトウェア分類 | ○ | ソフトウェア分類を、以下から選択して指定します。
ソフトウェア辞書をお持ちの方で、辞書に「アドウェア系」と指定されているデータは、「アドウェア」に置き換えてください。
|
4.辞書以外の行を削除する
エクスポートした内容には、不要な可能性のあるデータが含まれています。
5.データローダで、ソフトウェア辞書のデータを更新する
手順3~4で更新したソフトウェアデータを保存して、データローダで取り込みます(Upsertします)。
6.ソフトウェア情報の更新データ作成
「ソフトウェア」レコードからソフトウェア辞書を登録した場合、元になったソフトウェアレコードを以下の内容で更新します。
ヘッダ | ラベル | 必須 | 指定する内容 |
---|---|---|---|
Id | カスタムオブジェクトID | ○ | ソフトウェア辞書に登録したソフトウェアレコードのID |
SMOC__ox_chk_libraryData__c | 辞書データ | ○ | True |
7.データローダで、ソフトウェアのデータを更新する
手順6で作成したソフトウェア更新用データを保存して、データローダで更新(Update)します。
これで、ソフトウェアおよびソフトウェア辞書の更新は完了です。
参考情報
データローダのダウンロード及び操作については、「運用管理ガイド データローダをダウンロードする」を参照してください。
レポート「構成管理レポート」-「辞書が存在しないソフトウェア」を使用して、辞書に登録されていないソフトウェアを確認することができます。
レポート「構成管理レポート」-「エイリアス別ソフトウェア辞書」を使用して、登録された辞書とエイリアスを確認することができます。