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コメントの既定値設定ファイルは、レコードの承認・否認・承認取り消し時のコメント入力を省略し、既定値とする場合に設定するファイルです。

活動履歴の設定ファイルは、活動履歴が登録された際に関連するプロセスのレコードを更新する機能で使用します。

コメントの既定値設定ファイル(LMIS_MessageResource_ja)の基本情報、定義内容、定義例などについて説明します。

<目次>

ファイルの基本情報


項目

内容

ドキュメント名

LMIS_MessageResource_ja

ドキュメントの一意の名前

任意(既定はLMIS_MessageResource_ja)

ファイル保管先

LMISドキュメントフォルダ

フォーマット

テキスト形式ファイル

文字コード

UTF-8(BOMなし)

改行コード

LF

ファイル反映のタイミング

本ファイルをLMIS上に配置したときに反映します。

定義内容


属性

説明

オブジェクト名

コメントの既定値を設定するオブジェクト名を指定します。指定できるオブジェクト名を以下に示します。

  • サービス要求管理:RequestMessage

  • インシデント管理:IncidentMessage

  • 問題管理:ProblemMessage

  • 変更管理:ChangeMessage

  • リリース管理:ReleaseMessage

  • タスク管理 :TaskMessage

  • ハードウェア:HardwareMessage

  • ソフトウェア:SoftwareMessage

  • サービス:ServiceMessage

  • ドキュメント:DocumentMessage

  • FAQ管理 :FaqMessage

xxxAPPCMT

承認コメントを指定します。

コメントを省略する場合は”NOCOMMENT”を指定します。

属性の「xxx」部分は、オブジェクトごとに、以下の値を指定してください。

  • サービス要求管理 :REQ

  • インシデント管理:INC

  • 問題管理:PBM

  • 変更管理:CHG

  • リリース管理:RLS

  • タスク管理:TSK

  • ハードウェア:HDW

  • ソフトウェア:SFW

  • サービス:SVC

  • ドキュメント:DOC

  • FAQ管理:FAQ

xxxDNYCMT

否認コメントを指定します。

コメントを省略する場合は”NOCOMMENT”を指定します。

属性の「xxx」部分は、属性[xxxAPPCMT]と同様に、オブジェクトごとの値を指定します。

xxxCANCMT

依頼取消コメントを指定します。

コメントを省略する場合は”NOCOMMENT”を指定します。

属性の「xxx」部分は、属性[xxxAPPCMT]と同様に、オブジェクトごとの値を指定します。


コメントの既定値の設定を無効にする場合は、以下のように、値を削除します。

INCAPPCMT=

定義例


IncidentMessage
INCAPPCMT=承認します
INCDNYCMT=
INCCANCMT=NOCOMMENT

ProblemMessage
PBMAPPCMT=NOCOMMENT
PBMDNYCMT=否認します
PBMCANCMT=

注意事項


  • 必ずUTF-8形式で保存してください。UTF-8形式以外の文字コードで保存した場合、承認コメントが文字化けすることがあります。

  • 改行コードとしては「LF」を使用してください。間違って「CRLF」の改行コードを使用してファイルを編集して保存した場合、設定が正しく機能しない場合があります。

参考情報


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