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ここでは、構成情報連携の導入方法を説明します。

導入するOSごとに操作方法が異なりますので、目的のOSの操作方法を参照して作業を実施してください。

本操作は、管理者権限を持つユーザで実施してください。

導入で使用するインストールファイルは、インストールCDに含まれるものを使用してください。

<目次>

導入方法(Windowsの場合)


例として、Windows Server 2016での導入手順を以下に示します。

1.Javaをインストールします。[ServerJRE.zip]を任意のフォルダに解凍します。
この例では、[C:/work]に解凍します。[C:/work/java]フォルダが作成されます。

2.[AssetManager.zip]を任意のディレクトリに解凍します。
この例では、[C:/work]に解凍します。[C:/work/AssetManager]ディレクトリが作成されます。

3.手順2で解凍したディレクトリの[common.bat]ファイルをメモ帳等のテキストエディタで開きます。
この例では、[C:/work/AssetManager/common.bat]を開きます。

4.6行目に、手順1で解凍したディレクトリを指定します。
この例では、以下のように指定します。

SET JRE_HOME=C:/work/java

5.ファイルを上書き保存します。

6.コマンドプロンプト(管理者として実行)を起動します。

7.Python3.6をインストールします。

Pythonの導入状況やどのバージョンが導入済みであるか不明な場合には、コマンドプロンプトで、以下のコマンドを入力してバージョンを確認してください。

python --version

Pythonが既に導入されている場合、以下のような形式でバージョンが出力されます。

Python 3.6.6

X.X.Xの形式でバージョン番号が出力されます。

表示されたバージョンが「3.6.6」の場合は、手順12に進んでください。
それ以外の場合は、手順8に進んでください。

8.python-3.6.6-amd64.exeを実行します。

9.[Add Python 3.6 to PATH]をチェックします。

10.[Install Now]をクリックします。

11.インストールが完了したら、[Close]をクリックします。

12.コマンドプロンプトで、以下のコマンドを続けて入力します。

cd /d C:/work/AssetManager/tool/kompira/kc-lmis
pip install --no-index --find-links=./pip_package/windows -r requirements.txt

13.手順2で解凍したディレクトリにを表示します。
この例では、[C:/work/AssetManager]を表示します。

14.[register.bat]を右クリックして、右クリックメニューから[管理者として実行]を選択し、実行します。

15.[管理ツール]-[サービス]に、[LMIS AssetManager]が登録されていることを確認します。

16.システム環境変数にPythonのインストールパスが設定されていることを確認してください。パスが追加されていなかった場合には、手動でパスを追加してください。


17.サーバを再起動すると、構成情報連携が自動起動されます。

これで、Windowsでの構成情報連携の導入は完了です。

導入方法(Linuxの場合)


例として、Redhat Enterprise Linux 7.5での導入手順を以下に示します。

1.Javaをインストールします。[ServerJRE.zip]を任意のディレクトリに解凍します。
この例では、[/usr/work]に解凍します。[/usr/work/java]ディレクトリが作成されます。

2.[/usr/work/java] ディレクトリ以下に読み取り・書き込み・実行権限を付与します。

3.[AssetManager.zip]を任意のディレクトリに解凍します。
この例では、[/usr/work]に解凍します。[/usr/work/AssetManager]ディレクトリが作成されます。

4.[/usr/work/AssetManager] ディレクトリ以下に読み取り・書き込み・実行権限を付与します。

5.手順3で解凍したディレクトリの[common.sh]ファイルを、viやgedit等のテキストエディタで開きます。
この例では、[/usr/work/AssetManager/common.sh]を開きます。

6.5行目に、手順1で解凍したディレクトリを指定します。
この例では、以下のように指定します。

export JRE_HOME=/usr/work/java

7.ファイルを上書き保存します。

8.端末を起動して、以下のコマンドを続けて入力します。

cd /usr/work/AssetManager/tool/kompira/kc-lmis
yum localinstall ./repo/centos7/*.rpm
pip3.6 install --no-index --find-links=./pip_package/centos7 -r requirements.txt

9.手順3で解凍したディレクトリを表示します。
この例では、[/usr/work/AssetManager]を表示します。

10.「initrun」について、以下の箇所を編集します。

set LMISoc_USER=@user(サービスとして実行するユーザを指定します)

指定例を以下に示します。

例: set LMISoc_USER=lmisocuser

set LMISoc_ROOT=@root(ディレクトリのフルパスを指定します)

指定例を以下に示します。

例: set LMISoc_ROOT=/usr/work/AssetManager

11.以下のコマンドを入力します。

csh ./register.csh

以降、サーバを再起動すると、構成情報連携が自動起動されます。

これで、Linuxでの構成情報連携の導入は完了です。

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