Spring'21(2021年2月頃)に適用予定でしたが、Spring'22に延期されました。
<目次>
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【概要】
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Salesforceのバージョンアップ(Spring'21)により、従来のレポートおよびダッシュボードフォルダ(以降、「フォルダ」と記載)の共有方式が廃止されます。
それに伴い、従来の方式から新しい方式(以降、「拡張フォルダ共有」と記載)に切り替わる際、ユーザのフォルダに対してのアクセス権限に影響が出る可能性があります。(LMISの動作には影響はありません。)
【適用時期】
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2022年1月頃
※詳細な日程は分かり次第追って更新致します。
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①フォルダ共有方法が従来の方式であるかの確認を行います。
【共有設定確認手順】
※Lightning環境のお客様では設定画面が表示できません。表示する時は一旦Classicに切り替える必要があります。
1.LMISホーム画面から「+」ボタンをクリックします。
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2.「すべてのタブ」の画面で「レポート」をクリックします。
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3.「レポート&ダッシュボード一覧」画面が表示されますので、任意のフォルダにマウスオーバします。右端にアイコンが出てきますのでクリックします。
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4.表示されたメニューから従来の方式であれば、「編集」が表示されますので「編集」をクリックします。
5.「フォルダの編集」画面が以下の画面の場合は従来の方式の共有設定となります。
※従来の方式でないお客様は影響はありませんので、以降の作業を行う必要はありません。
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6.フォルダに対して実際のユーザでアクセスを行い、本番環境とSandbox環境で権限の差異がないかの確認を行ってください。
詳細な権限変更内容を確認したい場合は、Salesforceヘルプ「レポートとダッシュボードの拡張フォルダ共有への組織の移行」を参照ください。
※本番環境と権限の差異が無い場合は、Spring'21で機能的影響はありませんので以降の作業を行う必要はありません。
※権限影響の一例
1.Aユーザはプロファイル権限「ダッシュボードの管理」および「すべてのデータの参照」を持っている。
2.Bユーザはプロファイル権限「すべてのデータの参照」を持っている。
3.AとBユーザともにダッシュボードを作成して「参照・更新」権限のある、フォルダ名「Zフォルダ」に保存している。
上記の条件の場合、AとBユーザはどちらもフォルダー内のダッシュボードを「参照・更新」することができます。
Spring'21が適応された後、AとBユーザは「Zフォルダ」に対して以下の権限を割り当てられます。
ユーザ | 割り当てられる権限 |
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Aユーザ | 「マネージャ」、「エディタ」 |
Bユーザ | 「閲覧者」 |
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