データ登録ユーティリティのデータ登録先情報を定義するファイルです。接続先を定義します。
基本情報、記述形式、定義内容、記述例などについて説明します。
<目次>
ファイルの基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
ファイル名 | 任意(既定はconfig-connection.xml) |
ファイル保管先 | 任意(既定はconfigフォルダ) |
フォーマット | XML形式ファイル |
文字コード | UTF-8(BOMなし) |
改行コード | CR+LF, CR, LF |
ファイル反映のタイミング | データ登録ユーティリティ起動時 |
記述形式
<config> <sfdc-connection /> </config>
XML 形式ファイルです。全体を <config> タグで囲みます。
パラメータを省略する場合には、属性を削除するか値を空白にします。
定義内容
<sfdc-connection>タグ内に記述する属性について説明します。
<sfdc-connection>タグ
<sfdc-connection>タグ内に以下の属性を記述します。
属性 | 説明 | 省略可否 | 省略値 |
---|---|---|---|
proxy | 接続先のホスト名を指定します。 省略した場合はホスト名なしで接続します。 例:proxy='127.0.0.1' | ○ | |
Port | 接続先のポート番号を指定します。 省略した場合はポートなしで接続します。 例:port='8080' | ○ | |
proxyUser | 接続先のプロキシユーザ名を指定します。 省略した場合はプロキシ設定なしで接続します。 例:proxyUser=' proxydomain\authuser ' | ○ | |
proxyPass | 接続先のプロキシパスワードを指定します。 省略した場合はプロキシ設定なしで接続します。 例:proxyPass='userpassword' | ○ | |
sfdcUrl | 本製品のURLを指定します。 例:以下を参照 | × | |
sfdcUser | 本製品にログインするユーザ名を指定します。 例:sfdcUser='lmisuser@lmisdemo.xxx' | × | |
sfdcPass | 本製品にログインするパスワードを指定します。 例:sfdcPass='lmispassword' | × | |
sfdcToken | 本製品にログインする際に使用するセキュリティトークンを指定します。省略した場合はセキュリティトークンを指定しません。 例:sfdcToken='XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX' | ○ | |
sfdcTimeOut | セッションのタイムアウト値 をミリ秒で指定します。 省略した場合は、Force.comのデフォルト値で行います。 例:sfdcTimeOut='10000' | ○ | |
retry | 異常終了時のリトライ回数を指定します。 省略した場合、リトライ回数は’3’となります。 例:retry='5' | ○ | ’3’ |
定義例
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <config> <sfdc-connection proxy='127.0.0.1' port='8080' proxyUser=' domainname\user ' proxyPass='userpass' sfdcUrl='https://login.salesforce.com/services/Soap/u/39.0/' sfdcUser='lmisuser@lmisdemo.xxx' sfdcPass='userpass' sfdcToken='XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX' sfdcTimeOut='10000' retry='1' /> </config>
注意事項
定義例からのコピー&ペーストは行わないでください。文字コードが崩れ、エラーとなる場合があります。
必要に応じて、接続するユーザのプロファイルで、[ログインIPアドレスの制限]を追加します。
管理メニューの[ユーザの管理]‐[プロファイル]で対象プロファイルを選択し、[ログインIPアドレスの制限]から許可するIPアドレスの範囲を設定してください。