LMIS/Automatic CI Collectorによってハードウェア、およびそのハードウェアに関連付けられたソフトウェアを更新する際に、その更新内容をログとして記録することができます。
この機能によって、変更管理・リリース管理プロセスなどを通して承認されたハードウェアとソフトウェアの構成に対して、実環境で意図しない変更がされていないかどうかを確認できます。
<目次>
ハードウェア更新検知の概要
更新を検知する
同期設定にて、「更新の検知」に「承認のみ」または「すべて」を指定することで、本機能を利用することができます。
それぞれの設定における動作は以下の通りです。
承認のみ
承認されたハードウェアに対してLMIS/Automatic CI Collectorが実施する更新を検知します。
変更管理・リリース管理プロセスなどを通して承認されたハードウェアとソフトウェアの構成に対して、実環境で意図しない変更がされていないかどうかを確認できます。すべて
すべてのハードウェアに対してLMIS/Automatic CI Collectorが実施する更新を検知します。
更新を検知する対象項目
LMIS/Automatic CI Collectorによって更新される、以下の項目の変更を検知して、ログに記録します。
管理
廃棄
上位ハードウェア
ネットワークセグメント
レコードタイプ
ハードウェア名
ハードウェア種別
MACアドレス
IPアドレス
サブネットマスク
デフォルトゲートウェイ
BIOS情報
ハードウェア詳細
メーカー
モデル/型番
シリアル番号
CPU(Ghz)
CPUの数
メモリ
ドライブ数
ディスク容量(GB)
OS
OSバージョン
OSサービスパック
WindowsプロダクトID
IEバージョン
IEサービスパック
ドメイン
組織
FQDN
DNS名
仮想環境
VM数
稼働VM数
停止VM数
転送速度
ポート数
関連ソフトウェアの追加、削除
ハードウェア更新検知の確認方法
レポート「構成管理レポート」-「構成情報連携更新ログ」を使用して、ハードウェアに対して実施された更新内容を確認することができます。
構成情報連携更新ログの内容
項目 | サマリ | 説明 |
---|---|---|
同期設定 | ○ | 更新に関連する同期設定へのリンクです。 |
最終同期日時 | ○ | 同期が実施された日時です。 |
ハードウェア:ハードウェア番号 | ○ | 更新を検知したハードウェアへのリンクです。 |
更新項目 | 更新された項目のラベル名が表示されます。 | |
更新前の値 | 更新前の値が表示されます。 | |
更新後の値 | 更新後の値が表示されます。 | |
行動 | 同期の実績(行動)レコードへのリンクです。 | |
確認済み | 内容を確認済みの場合にチェックを付けます。 |
参考情報
同期設定の詳細は、「同期設定の設定内容」を参照してください。