移送元サーバや移送先サーバへ接続するための情報を、LMISでハードウェアとして登録します。ハードウェアを登録する操作については、マニュアル「オペレーションズガイド 構成情報の起票」を参照してください。
ここでは、登録が必要な情報について説明します。
<目次>
登録情報
アプリケーションメニューで[LMIS 構成管理]を選択し、[ハードウェア]タブでハードウェアを登録します。ハードウェアの新規作成画面で、以下の情報を登録してください。
項目 | 説明 | |
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自動リリース共通情報 | 接続サーバ情報 | 移送元サーバや本番環境の名前解決可能なマシン名またはIPアドレスを指定します。[ハードウェアレコード]の[接続サーバ情報]に設定された情報で、AutomaticReleaseサーバから接続可能なマシン情報を設定してください。 |
OS種別 | 設定したマシンの OS種別を選択します。 | |
作業フォルダパス | 自動移送処理を実行するために使用するファイルを一時的に保管するためのフォルダを指定します。 接続マシン上に、[自動リリース for ERP]の[ユーザ]欄で設定したユーザが書き込み権限のあるフォルダを用意して指定してください。 | |
WinRMバージョン | 設定対象マシンのOS種別がWindowsの場合、使用しているWinRMのバージョンを以下のように設定します。
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自動リリース for ERP | ユーザ(SAP) | 移送元サーバや本番環境に接続可能なユーザアカウント名を指定します。 自動移送作業の実施に使用するため、作業フォルダパスと移送先または移送元のパスに変更権限を持つユーザを設定してください。 |
パスワード(SAP) | ログインユーザのログイン用パスワードを指定します。 | |
システムID | SAPシステムで使用する3文字の値を指定します。 | |
クライアント番号 | クライアント番号を指定します。カンマ区切りで、20個まで入力できます。 指定例:001,002,・・・020 | |
移送モジュールフォルダパス(cofiles) | cofilesフォルダの絶対パスを指定します。移送ファイルが配置されているフォルダを指定してください。 指定例:C:¥sapmnt¥trans¥cofiles | |
移送モジュールフォルダパス(data) | dataフォルダの絶対パスを指定します。移送ファイルが配置されているフォルダを指定してください。 指定例:C:¥sapmnt¥trans¥data | |
SAP移送プロファイルパス | 移送プロファイルの絶対パスを指定します。 指定例:C:¥usr¥sap¥trans¥bin¥TP_DOMAIN_XXX.PFL | |
SAP移送ディレクトリパス | SAP 移送ディレクトリの絶対パスを指定します。 指定例:¥¥HOSTNAME¥sapmnt¥trans |
注意事項
[接続サーバ情報]、[作業フォルダパス]、[ユーザ(SAP)]、[パスワード(SAP)]、[移送モジュールフォルダパス(cofiles)]、[移送モジュールフォルダパス(data)]、[SAP移送プロファイルパス]、[SAP移送ディレクトリパス]にシングルクォーテーションを使用する場合、エスケープ処理により文字数が増えるため、長い文字列を使用すると、文字列の最大長を超えて入力内容が欠損する可能性がありますので注意してください。
シングルクォーテーション 1 文字につき6 文字の文字列に置き換えます。
参考情報
WinRM のバージョンを調べるには、対象マシン上で「winrm id」コマンドを実行します。
[Stack]に表示された値がバージョン情報になります。