すべてのサービス要求レコードは、コピー登録機能を利用することで、サービス要求の内容をコピーして、新規のサービス要求を起票することができます。
頻繁にコピーを行うレコードをテンプレートとして保存しておき、そのテンプレートを使用してサービス要求を登録することで、頻発するサービス要求の受付や作業などに掛かる時間を削減できます。
コピー登録でコピーされる内容と、既存サービス要求をテンプレートとして登録する操作、テンプレートを利用してサービス要求を登録する操作について説明します。
<目次>
コピー登録でコピーされる内容
サービス要求の以下の項目が、コピー登録時にコピーされます。
[基本情報]の[依頼内容]欄
[種別情報]の[優先度]欄
テンプレートを登録する
テンプレートとしてよく利用するサービス要求を、[テンプレート]ビューから検索できるように設定します。
アプリケーションランチャーで、[LMIS サービスオペレーション]をクリックします。
[サービス要求管理]タブをクリックします。
一覧から、テンプレートとして登録するサービス要求のサービス要求番号をクリックします。
[制御情報]の[入力テンプレート]のチェックボックスをチェックし、[保存]をクリックします。
これで、テンプレートの登録は完了です。
テンプレートとして登録されていないレコードもコピー登録できます。
テンプレートを利用してサービス要求を登録する
1.アプリケーションランチャーで、[LMIS サービスオペレーション]をクリックします。
2.[サービス要求管理]タブをクリックします。
3.リストビューで、[テンプレート]を選択します。
4.一覧から、テンプレートとして利用するサービス要求のサービス要求番号をクリックします。
5.[コピー登録]ボタンをクリックします。
[コピー登録]ボタンが表示されていない場合は、[▼]をクリックします。
6.サービス要求の件名を入力し、[保存]ボタンをクリックします。
7.[サービス要求管理]タブをクリックします。
8.一覧から、該当のサービス要求のサービス要求番号をクリックします。
9.[編集]ボタンをクリックします。
10.必要事項を入力し、[保存]ボタンをクリックします。
必ず入力する項目には、入力欄の左に赤い線が表示されています。
これで、テンプレートを利用したサービス要求の登録は完了です。
参考情報
コピー先のレコードにはデフォルトレコードタイプが適用されます。
コピー元で指定されたレコードタイプをコピー先にも適用するように変更したい場合には、カスタムメタデータ型「システム論理パラメータ」の[コピー登録時にレコードタイプを複製する]をチェックする必要があります。
この設定はインシデント管理とサービス要求管理の両方のコピー登録機能に適用されるので、注意してください。
詳しくは、マニュアル「コンフィグレーションガイド システム論理パラメータ」を参照してください。