承認フローで、追加ステータスに遷移させるワークフロールールを追加します。
インシデント管理の承認フローに[役員承認]を追加する場合は、ワークフロールール[対策_確認待ちから役員承認_確認待ち]を追加します。また、ワークフロールールの実行アクションとして、以下の項目自動更新を追加します。
[ワークフロー実行フラグ]
[ステータス]
[サブステータス]
[ステータス値]
[承認開始ステータス値]
[対策完了日時]
[ガイド]
<目次>
操作方法
1.ビルドメニューを表示します。 ビルドメニューを表示する操作については、「コンフィグレーションに使用するメニュー(Classic)」を参照してください。
2.ビルドメニューで、[作成]-[ワークフローと承認申請]-[ワークフロールール]をクリックします。
[ワークフローの理解]が表示された場合は、[次へ]ボタンをクリックします。
3.[新規ルール]ボタンをクリックします。
4.[オブジェクト]欄で、ワークフロールールを適用するオブジェクトを選択します。選択後、[次へ]ボタンをクリックします。
たとえば、インシデント管理のワークフロールールを追加する場合は、[インシデント管理]を選択します。
5.ワークフロールールのルール名、ルールを実行する条件を入力します。入力後、[保存&次へ]ボタンをクリックします。
指定する項目を以下に示します。
項目 | 説明 |
---|---|
ルール名 | ワークフロールールのルール名を入力します。 一意の名称を指定してください。 |
レコードが次の場合にルールを評価 | [作成されたとき、およびその後基準を満たすように編集されたとき]を選択します。 |
次の場合に、このルールを実行します。 | [条件が一致する]を選択します。 |
[ルール条件]欄で指定するルールを以下に示します。
項目 | 演算子 | 値 |
---|---|---|
ワークフロー実行番号 | 次の文字列と一致する | 9950(固定) |
承認中フラグ | 次の文字列と一致する | OFF(固定) |
既存ワークフロー制御フラグ | 次の文字列と一致する | ON(固定) |
ワークフロー実行フラグ | 次の文字列と一致する | ON(固定) |
ステータス値 | 次の文字列と一致する | 200 |
上記の[ステータス値]に設定する[200]は、インシデント管理の「対策」のステータス値です。
[ステータス値]には、ルールを追加するステータスのステータス値を指定してください。
各プロセスのステータス値については、「プロセスのステータス、ステータス値一覧」を参照してください。
6.ワークフロールール適用時のアクションとして、[ワークフローアクションの追加]をクリックした後、[新規項目自動更新]を選択します。
登録済みの項目自動更新をアクションとして使用する場合は、[ワークフローアクションの追加]をクリックした後、[既存アクションの選択]を選択して、既存の項目自動更新を選択してください。
7.ワークフロー実行フラグに関する新規項目自動更新として、必要事項を入力します。入力後、[保存 & 新規]ボタンをクリックします。
入力が必要な項目を以下に示します。
項目 | 説明 |
---|---|
名前 | 項目自動更新の名前を入力します。 |
一意の名前 | 項目自動更新の一意の名前を入力します。 「ox_」で始まる文字列を指定しないでください。 |
更新する項目 | [ワークフロー実行フラグ]を選択します。 |
新規項目値の指定 | [特定値]ラジオボタンを選択し、[OFF]を選択します。 |
必ず入力する項目には、入力欄の左に赤い線が表示されています。
8.ステータスに関する新規項目自動更新として、必要事項を入力します。入力後、[保存 & 新規]ボタンをクリックします。
入力が必要な項目を以下に示します。
項目 | 説明 |
---|---|
名前 | 項目自動更新の名前を入力します。 |
一意の名前 | 項目自動更新の一意の名前を入力します。 「ox_」で始まる文字列を指定しないでください。 |
更新する項目 | [ステータス]を選択します。 |
新規項目値の指定 | [特定値]ラジオボタンを選択し、追加するステータスを選択します。 例では、[役員承認]を選択しています。 |
必ず入力する項目には、入力欄の左に赤い線が表示されています。
9.サブステータスに関する新規項目自動更新として、必要事項を入力します。入力後、[保存 & 新規]ボタンをクリックします。
入力が必要な項目を以下に示します。
項目 | 説明 |
---|---|
名前 | 項目自動更新の名前を入力します。 |
一意の名前 | 項目自動更新の一意の名前を入力します。 「ox_」で始まる文字列を指定しないでください。 |
更新する項目 | [サブステータス]を選択します。 |
新規項目値の指定 | [特定値]ラジオボタンを選択し、追加するサブステータスを選択します。 例では、[確認待ち]を選択しています。 |
必ず入力する項目には、入力欄の左に赤い線が表示されています。
10.ステータス値に関する新規項目自動更新として、必要事項を入力します。入力後、[保存 & 新規]ボタンをクリックします。
入力が必要な項目を以下に示します。
項目 | 説明 |
---|---|
名前 | 項目自動更新の名前を入力します。 |
一意の名前 | 項目自動更新の一意の名前を入力します。 「ox_」で始まる文字列を指定しないでください。 |
更新する項目 | [ステータス値]を選択します。 |
新規項目値の指定 | [数式を使用して新しい値を設定する]ラジオボタンを選択し、追加するステータス値を入力します。 例では、インシデント管理のステータス値として[210]を入力しています。 すでに登録されているステータス値は指定しないでください。 |
必ず入力する項目には、入力欄の左に赤い線が表示されています。
11.承認開始ステータス値に関する新規項目自動更新として、必要事項を入力します。入力後、[保存 & 新規]ボタンをクリックします。
入力が必要な項目を以下に示します。
項目 | 説明 |
---|---|
名前 | 項目自動更新の名前を入力します。 |
一意の名前 | 項目自動更新の一意の名前を入力します。 「ox_」で始まる文字列を指定しないでください。 |
更新する項目 | [承認開始ステータス値]を選択します。 |
新規項目値の指定 | [数式を使用して新しい値を設定する]ラジオボタンを選択し、ステータス値に関する新規項目自動更新と同じステータス値を入力します。 例では、インシデント管理のステータス値として[210]を入力しています。 すでに登録されているステータス値は指定しないでください。 |
必ず入力する項目には、入力欄の左に赤い線が表示されています。
12.対策完了日時に関する新規項目自動更新として、必要事項を入力します。入力後、[保存 & 新規]ボタンをクリックします。
入力が必要な項目を以下に示します。
項目 | 説明 |
---|---|
名前 | 項目自動更新の名前を入力します。 |
一意の名前 | 項目自動更新の一意の名前を入力します。 「ox_」で始まる文字列を指定しないでください。 |
更新する項目 | [対策完了日時]を選択します。 |
新規項目値の指定 | [数式を使用して新しい値を設定する]ラジオボタンを選択し、テキストボックスに[NOW()]を入力します。 |
必ず入力する項目には、入力欄の左に赤い線が表示されています。
13.ガイドに関する新規項目自動更新として、必要事項を入力します。入力後、[保存]ボタンをクリックします。
入力が必要な項目を以下に示します。
項目 | 説明 |
---|---|
名前 | 項目自動更新の名前を入力します。 |
一意の名前 | 項目自動更新の一意の名前を入力します。 「ox_」で始まる文字列を指定しないでください。 |
更新する項目 | [対策完了日時]を選択します。 |
新規項目値の指定 | [数式を使用して新しい値を設定する]ラジオボタンを選択し、テキストボックスに、追加するステータスで表示するガイドを入力します。 |
必ず入力する項目には、入力欄の左に赤い線が表示されています。
14.[完了]ボタンをクリックします。
15.[有効化]ボタンをクリックします。
これで、ワークフロールールの追加は完了です。
参考情報
ワークフロールールの新規作成は、以下のステップで詳細情報を入力します。各ステップの指定方法の詳細は、Salesforceヘルプ「ワークフロールールの作成」を参照してください。
1.ワークフロールールの条件の設定
2.ワークフロールールへの自動アクションの追加
3.Salesforce 組織のデフォルトのワークフローユーザの特定
4.ワークフロールールの有効化