Sandbox環境から本番環境への移行

LMISのコンフィグレーションは、Sandbox環境で開発および検証、動作確認を行うことができます。ここでは、Sandbox環境で行ったコンフィグレーションを本番環境にリリースする手順について説明します。

用語の説明

Sandbox
テストや開発などの目的で使用されるSalesforce本番環境のコピーです。本番環境に影響を与えることなく、Sandbox環境でコンフィグレーションの変更などを実施することができます。Sandboxの各種別の詳細については、Salesforceヘルプ「種類別 Sandbox ライセンスおよびストレージ」を参照してください。

リリース
Sandboxで実施したコンフィグレーションを本番環境に適用させる作業です。Sandbox環境の変更を本番環境に適用させるときに、「変更セット」を使用することができます。

変更セット
Sandbox環境で実施した設定(コンフィグレーション)は、変更セットという単位にまとめて、別環境に送信(リリース)することができます。変更セットを使用して、データレコードを移行することはできません。変更セットコンポーネントは、メタデータXMLファイルとして表されます。

リリースまでの流れ

Sandboxから本番環境にコンフィグレーションをリリースする手順は以下のようになります。

• Sandboxを作成します。

• Sandbox環境でコンフィグレーションを実施します。

• Sandbox環境でテストを実施します。

• Sandbox環境から本番環境に変更セットを使ってリリースします。

• 本番環境で変更セットで移行できなかった変更を手動で適用します。

• 本番環境で適用が問題なく完了していることを確認します。

注意事項

• 変更セットを使った移行では、各種設定ファイルを移行することはできません。Sandbox環境にこれらの設定ファイルを登録している場合には、本番環境にも設定ファイルを手動で登録する必要があります。設定ファイルの一覧については、「コンフィグレーションガイド　LMISの設定ファイル一覧」を参照してください。

参考情報

• Sandboxの使用に関する詳細は、Salesforceヘルプ「Sandbox からの機能強化のリリース」を参照してください。
  
  

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