AutomaticReleaseの制限事項について説明します。
自動リリースのリカバリ処理は、999回までしか実施できません。
配布元パスまたは配布先パスには、作業用フォルダを指定できません。
配布先と配布元のマシンには、異なるOS種別のマシンを選べません。
OKの例:配布元がLinux、配布先がLinux
NGの例1:配布元がWindows、配布先がLinux
NGの例2:配布元がUNIX、配布先がLinuxWindowsで指定できる配布先パスの長さは、以下の長さの合計が254 バイトまでです。
作業フォルダパス¥_____自動リリース管理番号¥bkup¥配布先フォルダ下で最大のパス |
AutomaticRelease の環境変数の設定値には、全角文字またはシングルクォーテーションを含むパスを設定できません。
自動リリースファイル一時保存フォルダのパスには、%を含むパスを設定できません。
自動リリースの結果更新処理の制限について
API要求数の24時間以内の上限は、ユーザ数×1,000です。この上限を超えると、画面で自動リリース管理の実行結果を更新できなくなります(自動リリースの処理自体は実行されます)。
実行結果をLMISへ更新する方法については、「ステータスが「実行待ち」にならない、「確認待ち」のままである場合の対処」を参照してください。
現在のAPI要求数の使用数は、[設定]-[管理]-[組織プロファイル]-[組織情報]から確認できます。
1回の自動リリース処理(申請~リリース実施完了)で使用するAPI要求数は、25弱です。
以下の計算式の値が0以上の場合に、自動リリースの処理が正常に実行できます。
(<組織のAPI 要求数の上限値>-<現在のAPI 要求の使用数>)-(<実行予定の自動リリース管理のレコード数>×25) |
例:25 ユーザでご契約の場合
25ユーザで契約されているお客様の環境では、25,000 回のAPI要求数が使用できます(1ユーザ1,000回)。
1回の自動リリースにつき、API要求数を25回ほど使用するため、1日で1,000レコードの自動リリース申請を行うことができます(ただし、他の連携ツールなどでAPI要求数を使用している場合は、この限りではありません)。