標準の承認フローに対して、承認階層(ステータス)を追加できます。
承認階層を追加するには、ステータスの追加、ワークフロールール、フローの無効化・有効化などが必要です。
インシデント管理を例に、標準のオブジェクトの承認フローに、ワークフロールールとフローで承認階層を追加する操作について説明します。
インシデント管理の標準の承認フロー
インシデント管理の標準の承認フローを以下に示します。
承認階層追加後のインシデント管理の承認フロー
インシデント管理の承認フローに、承認処理を行う[役員承認]のステータスを追加する場合の変更前と変更後の承認フローを以下に示します。
承認フローへの承認階層追加の流れ
インシデント管理の承認フローに承認階層を追加する流れを以下に示します。
承認階層のステータスを追加する
「ステータス」に、追加する承認階層を選択リストの値として登録します。承認者を設定する項目を追加し、表示ラベルを変更する
ページレイアウトに承認者項目を追加し、追加したステータスに合わせて表示項目のラベルを変更します。ワークフロールール・フローで承認階層を追加する
標準の承認フローに、承認階層(ステータス)を追加します。
設定の操作については、以下を参照してください。ワークフロールールの場合
「ワークフローによる承認フローへの承認階層の追加」を参照してください。フローの場合
「フローによる承認フローへの承認階層の追加」を参照してください。
注意事項
ワークフロールールを修正する際、既存のワークフロールールを修正してしまうと元の状態に戻せなくなる可能性があります。
そのため、既存のワークフロールールを修正しないで、無効化し、コピー・新規作成してから修正することを推奨します。
<目次>