LMISコンシェルジュユーザに表示するレコードのレイアウトを設定します。レイアウトは、セクションと項目の組み合わせで設定を行います。
また、項目の検索、セクションや項目の設定をします。
<目次>
レイアウトを作成する
1.[アプリケーション]から[LMISコンシェルジュ]をクリックします。
2.フォームのレイアウトを編集するフォーム名をクリックまたは、[▼]をクリック後のメニューで、[編集]をクリックします。
3.「編集用レイアウト」「参照用レイアウト」から、編集するレイアウトを選択します。表示されていない場合は手順4に進んでください。
フォームの設定にて、「参照用レイアウトと編集用レイアウトを別々に設定する」を有効にしている場合に、編集用レイアウトと参照用レイアウトの切り替えメニューが表示されるようになります。
詳細は「フォームを作成する」を参照してください。
4.[コンポーネント]に表示されている[セクション]や[項目]を[フォームレイアウト]にドラッグ&ドロップします。
[コンポーネント]の[セクション]や[項目]を[フォームレイアウト]の[セクション]や[項目]付近にドラッグすると、「ここにドロップします」が表示されます。
項目は必ずセクション内に設定します。
セクション内に、同じ項目を複数配置することはできません。
[セクション]や[項目]を削除したい場合は、右にある[×]をクリックします。
レイアウト内に同一項目が複数配置されている場合は、以下のように表示されます。
必須設定の項目が存在する場合は、一番上に設定されている必須項目のみ編集可能で表示され、それ以外は参照のみ項目として表示されます。
必須設定の項目が存在しない場合は、一番上に設定されている編集可能項目のみ編集可能で表示され、それ以外は参照のみ項目として表示されます。
<項目に表示されるアイコンの説明>
参照用レイアウトにはアイコンが表示されません。
また、レコードを参照する時は、すべての項目が参照のみ項目として表示されます。
アイコン | 説明 |
---|---|
鍵アイコン | 読み取り専用の項目に付与されます。 |
※アイコン | 必須項目に付与されます。 |
5.レイアウトが決定したら、[保存]をクリックします。
これで、レイアウトの作成は完了です。
項目を検索する
1.[項目を検索]に検索する値を入力します。
<検索前>
<検索後>
入力した値を部分一致で検索します。
これで、項目の検索は完了です。
セクションの設定をする
1.セクションの[歯車]アイコンをクリックします。
2.各項目を指定し、[適用]をクリックします。
画面を閉じる場合は、[キャンセル]または右上の[×]をクリックしてください。
各項目の説明を以下に示します。
項目 | 説明 | 文字数 |
---|---|---|
セクションのラベル | セクションに表示するラベル名を指定します。 | 40 |
セクションのラベルを表示する | LMISコンシェルジュのレコードにセクションを表示するか選択します。 チェックの選択によって、[フォームレイアウト]のセクション名が表示される背景色が変わります。 チェックあり:青色 | - |
セクションの表示設定 | セクションの表示状態を指定します。
|
3.レイアウトの[保存]ボタンをクリックして、設定を反映します。
これで、セクションの設定は完了です。
セクションの表示設定をする
作成したセクションを表示する条件を設定します。
1.セクションの[歯車]アイコンをクリックします。
2.セクションの表示設定を選択します。
「表示する」「表示しない」を選択した場合は、手順4に進みます。
「表示する条件を指定」を選択した場合は、手順3に進みます。
セクションは、以下の条件を指定できます。
表示する:常に表示するセクションです。
表示しない:作成中のセクションを非表示にすることができます。
表示する条件を設定:レコードの値に応じて、セクションを表示するかどうか設定します。
※設定例
ステータスが「開始」に一致するときに、セクションを表示する
3.表示する条件を指定を指定します。以下に示す内容を入力します。
項目 | 説明 |
---|---|
条件ロジック | 設定した条件のロジックを指定します。ロジック項目は数字で指定し、「AND」、「OR」、カッコで繋げます。 例:1 AND ( 2 OR 3 ) 未指定の場合はすべての条件がAND条件になります。 |
項目 | フォーム作成時に選択したオブジェクトの項目の中から条件に使いたい項目を選択します。 |
演算子 | 「一致する」、「一致しない」から選択します。 |
値 | 項目の型にあった値を入力します。選択リスト等、予め値が決まっている項目は選択する値を選ぶことができます。 |
4.[適用]をクリックします。
5.レイアウトの[保存]ボタンをクリックして、設定を反映します。
これで、セクションの表示設定は完了です。
項目の設定をする
1.項目の[歯車]アイコンをクリックします。
2.入力制約を選択し、[適用]をクリックします。
画面を閉じる場合は、[キャンセル]または右上の[×]をクリックしてください。
<入力制約の説明>
項目 | 説明 |
---|---|
なし | 入力の制限をしません。 |
参照 | 入力不可の項目として表示します。 |
必須 | 必須入力の項目として表示します。 |
項目に[※]アイコンが付与されている場合は、入力制約に「なし」は表示されません。
3.レイアウトの[保存]ボタンをクリックして、設定を反映します。
これで、項目の設定は完了です。
注意事項
フォーム作成後に表示されている必須項目を削除する場合、「保存時の値の設定」や「下書き保存時の値の設定」が設定されていないとレコードの登録(下書きや保存)ができなくなります。
値の設定については、マニュアル「項目値の設定をする」を参照してください。
制限事項
項目の設定は、[鍵]アイコンが付与されている項目では、項目の設定はできません。([歯車]アイコンが表示されません。)
参照項目を項目として配置することができます。
ルックアップの検索で表示される項目は、オブジェクトの表示設定画面で設定することができます。詳細は、「LMISコンシェルジュ構築ガイド 検索・検索結果の項目設定をする」を参照してください。