パスの設定

コンフィグレーションで追加したレコードタイプに対して、Lightningで使用するパスを設定する操作について説明します。

＜目次＞

パスとは

パスとは、プロセスの手順を誘導・効率化する新しい機能です。

Classicで利用できたステータスの進捗状況、ステータスに合わせたガイドの表示に加えて、ステータスの変更が可能になります。

Classicでのレコードと、Lightningのレコードのイメージを以下に示します。

• Classicのレコード参照画面でのステータス、ガイドの表示
  
  
  

• Lightningのレコード参照画面でのパス、ステータス、ガイドの表示
  

確認事項

以下の内容を確認して、作業の実施が必要かどうかを確認して下さい。

• コンフィグレーションで、以下のオブジェクトにレコードタイプを追加で作成している場合、実施する必要があります。

  • イベント管理

  • サービス要求管理

  • インシデント管理

  • 問題管理

  • 変更管理

  • リリース管理

  • FAQ管理

  • お知らせ

  • タスク

  • サービス

  • ソフトウェア

  • ネットワーク

  • ハードウェア

  • ドキュメント

  • 移送管理

  • 期日

  • 自動リリース管理

  • 連携_CI1

  • 連携_CI2

  • 連携_ジョブグループ管理

  • 連携_ジョブネットワーク管理

  • 連携_ジョブ管理

  • 連携_ネットワーク管理

  • 連携_リソース管理

• 該当のレコードタイプを作成していない場合は、本設定は不要です。

操作方法

ここでは、[インシデント管理]オブジェクトに[障害]というレコードタイプを追加していた場合に、このレコードタイプ用にパス設定を作成する手順について説明します。

1. 画面左側、タブの下にある[クイック検索/検索...] テキストボックスに、[パス]を入力します。
   [パス設定]をクリックします。

2. [新しいパス]ボタンをクリックします。

3. パスの内容を入力します。


設定する内容を、以下に示します。

4. [ステータス]の値ごとに、[項目]を設定します。[次へ]ボタンをクリックします。

5.パスを有効化して、[完了]ボタンをクリックします。

6. 手順2～5と同様の手順を、設定するレコードタイプの数だけ実施してください。

これで、パスの設定は完了です。

注意事項

• Lightningでは、承認依頼中のステータス色が変化しません。承認依頼中はサブステータスが「確認待ち」であることを確認してください。

• パッケージに含まれる既存のパスについては、設定を変更することができません。

参考情報

• [パス]を使用して、レコードのステータスを変更することができます。詳細は、マニュアル「ファーストステップガイド　パス、Kanbanでステータスを変更する(Lightning)」を参照してください。

• [パス]についての詳細は、Salesforce ヘルプ「パスによるユーザのガイド」を参照してください。