申請、問い合わせおよび変更要求の場合は、セルフサービスポータルにフォームをグループ化するメニューを表示できます。
フォーム数が多くなった場合はメニューを定義して、目的のフォームにアクセスしやすくします。
申請タブの場合は[申請大分類]、お問い合わせタブの場合は[問い合わせ大分類]、変更要求タブの場合は[ポータル大分類]として、メニューを設定します。
＜目次＞
セルフサービスポータルでのフォームの表示階層
セルフサービスポータルの申請タブ、お問い合わせタブ、変更要求タブでは、フォームをグループ化して表示できます。
申請タブ、お問い合わせタブ、変更要求タブでのフォームの表示階層を以下に示します。
申請タブの場合
1階層目：レコードタイプ(レコードタイプが設定されている場合)
2階層目：申請大分類
3階層目：申請種別(フォーム)
お問い合わせタブの場合
1階層目：レコードタイプ(レコードタイプが設定されている場合)
2階層目：問い合わせ大分類
3階層目：問い合わせ種別(フォーム)
変更要求タブの場合
1階層目：レコードタイプ(レコードタイプが設定されている場合)
2階層目：ポータル大分類
3階層目：ポータル種別(フォーム)
例題
レコードタイプと問い合わせ大分類を使用して、問い合わせ種別のグループを作成します。
ここでは、セルフサービスポータルが以下のように表示される操作方法を説明します。
定義している項目を以下に示します。
レコードタイプ | 問い合わせ大分類 | 問い合わせ種別 |
|---|---|---|
レコードタイプ1 | 質問 |
|
障害連絡 |
|
問い合わせ種別として、既定の[標準]のほか、[Aサービス]、[Bサービス]、[障害1]、[障害2]が登録されていることを前提として、問い合わせ大分類[質問]と[障害連絡]を定義する操作について説明します。
操作方法
1．ビルドメニューを表示します。 ビルドメニューを表示する操作については、「コンフィグレーションに使用するメニュー(Classic)」を参照してください。
2．ビルドメニューで、[作成]-[オブジェクト]をクリックします。
3．対象のオブジェクトをクリックします。
・申請タブについて設定する場合は[サービス要求管理]をクリックします。
・お問い合わせタブについて設定する場合は[インシデント管理]をクリックします。
・変更要求タブについて設定する場合は[変更管理]をクリックします。
4．画面上部の[カスタム項目 & リレーション]をクリックして、[カスタム項目 & リレーション]欄を表示します。
5．[××大分類]をクリックします。
・申請タブについて設定する場合は、[申請大分類]をクリックします。
・お問い合わせタブについて設定する場合は、[問い合わせ大分類]をクリックします。
・変更要求タブについて設定する場合は、[ポータル大分類]をクリックします。
6．[新規]ボタンをクリックします。
[値]には、既定では[none]リスト値のみが設定されています。
7．追加するフォーム名を入力して[保存]ボタンをクリックします。
この例では、[問い合わせ大分類]の値として、[障害]、[障害連絡]を入力します。
レコードタイプによるグループ化をする場合は、[レコードタイプ名]欄で適用するレコードタイプのチェックボックスをチェックし、レコードタイプごとのフォーム名を入力します。
8．選択リストの値の初期値を設定します。
選択リストの値の初期値を設定する操作については、「選択リストの値の初期値を設定する」を参照してください。
任意のリスト値を必ず初期値に設定してください。レコードタイプを使用する場合は、追加でレコードタイプごとの使用するリスト値設定、初期値設定が必要です。
9．[サービス要求管理に戻る]、[インシデント管理に戻る]または[変更管理に戻る]をクリックして、サービス要求管理、インシデント管理または変更管理の画面を表示します。
10．画面上部の[カスタム項目 & リレーション]をクリックして、[カスタム項目 & リレーション]欄を表示します。
11．[カスタム項目 & リレーション]で、[項目の連動関係]ボタンをクリックします。
・申請タブの場合は[申請大分類]と[申請種別]の連動関係を定義します。
・お問い合わせタブの場合は[問い合わせ大分類]と[問い合わせ種別]連動関係を定義します。
・変更要求タブの場合は[ポータル大分類]と[ポータル種別]連動関係を定義します。
12．該当の項目の[編集]をクリックします。
・申請タブの場合は、[制御項目]が[申請大分類]、[連動項目]が[申請種別]の[編集]をクリックします。
・お問い合わせタブの場合は、[制御項目]が[問い合わせ大分類]、[連動項目]が[問い合わせ種別]の[編集]をクリックします。
・変更要求タブの場合は、[制御項目]が[ポータル大分類]、[連動項目]が[ポータル種別]の[編集]をクリックします。
13．問い合わせ大分類で表示する問い合わせ種別、申請大分類で表示する申請種別、またはポータル大分類で表示するポータル種別を定義します。
表示する種別をクリックした後、[値を含める]ボタンをクリックしてください。
上記では、以下のように設定しています。
・[問い合わせ大分類]が[質問]に含める[問い合わせ種別]：[Aサービス]、[Bサービス]
・[問い合わせ大分類]が[障害連絡]に含める[問い合わせ種別]：[障害1]、[障害2]
14．[保存]ボタンをクリックします。
これで、フォームのメニューの設定は完了です。