アップグレード手順とその際のプロファイルの設定について説明します。
<目次>
インストールURLの確認
バージョンアップを行う際は製品サポート(ユニリタサポートセンター)から送付されるインストールのURLとパスワードを用いて行います。
従って、あらかじめインストールURLとパスワードを取得しておく必要があります。
インストールURLが取得出来ていない場合
インストールURL、パスワードのいずれかが取得出来ていない場合、お手数ですが製品サポート(ユニリタサポートセンター)までお問い合わせください。
インストールURLとパスワードが取得出来ましたら、「インストールURLが取得出来ている場合」を実施してください。
インストールURLが取得出来ている場合
インストールURLが取得出来ている場合、インストールURLにアクセスし、システム管理者にてログインを行います。
アップグレード
最新バージョンにて使用するプロファイルにセキュリティの設定を行い、アップグレードを行います。
アップグレード設定
1.LMISのアップグレード画面が表示されます。
ページ上部にて、インストール済みのバージョン情報とバージョンアップを行うバージョン情報の確認を行います。
バージョンに誤りがない場合、取得してあるインストールURLのパスワードを入力し、[特定のプロファイルのインストール]を選択します。
2.ページ下部に、プロファイルごとにアクセス権を割り当てる画面が表示されます。プロファイルに各アクセス権を割り当てます。
LMIS標準のプロファイルを利用している場合は、以下の通りにアクセス権の割り当てを行ってください。
プロファイルの例 | 割り当てるアクセス権 |
Lightningスタッフ | Lightning |
Lightningプロセス管理者 | Lightning |
プロセス管理 | プロセス管理者 |
スタッフ | スタッフ |
連携用 | 連携用 |
LightningプロファイルはV2.6.0.00以降で使用されています。
お客様にて作成したプロファイルは、以下のアクセス権の内容を参考に割り当てを行ってください。
なお、本作業にて割り当てられるアクセス権は、バージョンアップによって追加されるオブジェクトのみに付与されるため、すでにインストールされている機能の権限には影響ございません。
アクセス権 | 内容 |
---|---|
Lightning | Lightning環境を利用するユーザのアクセス権です。Lightning用のアプリケーションやページレイアウトが設定されています。 Lightning環境をご利用中の場合は、こちらのアクセス権を割り当ててください。 |
プロセス管理者 | Classic環境を利用していて、承認・否認の操作を行うユーザのアクセス権です。 オブジェクト権限に「すべて表示」の権限が付与されます。(指定されたオブジェクトに対する共有設定を無効にします。) 承認を行うマネージャーの方の利用を想定しています。 |
スタッフ | Classic環境を利用していて、承認・否認の操作を行わないユーザのアクセス権です。 サービスデスクやオペレーターの方など、主にレコードの登録や参照を行う方の利用を想定しています。 |
連携用 | 連携ツール、LMIS/AutomaticRelease、LMIS/AutomaticRelease for ERP、LMIS/Automatic CI Collectorで利用するユーザのアクセス権です。 |
フルアクセス | システム管理者ユーザのアクセス権です。標準のシステム管理者プロファイルをコピーして利用している場合は、フルアクセス権限を割り当ててください。 フルアクセス権限はすべての項目が編集可能になるため、システム管理者以外のプロファイルには割り当てないでください。 |
※ インシデント管理、リリース管理、問題管理、変更管理、構成管理のプロファイルをすでにユーザに割り当てて使用している場合は、別途製品サポート(ユニリタサポートセンター)にお問い合わせください。
パッケージのアップグレード
プロファイルの設定後、パッケージのアップグレードを行います。次の手順に従って作業を実施してください。
1.アップグレード準備が整ったら[アップグレード]ボタンをクリックしてください。
2.以下の画面が表示され、アップグレードが開始されます。
上記の処理は、十数分程度かかる場合があります。
アップグレードの結果確認
アップグレードの成功の場合
アップグレードが成功すると、 [パッケージ「LMIS」のインストールに成功しました]という件名のメールが、以下のような内容にて、作業を行っているユーザのメールアドレスに通知されます。
バージョン番号はインストールバージョンよって異なります。
アップグレード結果は管理画面でも確認を行う事が出来ます。
1.システム管理者ユーザの設定画面にて[インストール済みパッケージ](Classic)、または[アプリケーション]‐[パッケージ]‐[インストール済みパッケージ](Lightning)をクリックすると、
以下の様なインストール済みパッケージ画面が表示されます。パッケージ名の[LMIS]をクリックします。
2.[バージョン名]に記載されている内容にて確認できます。
アップグレードの失敗の場合
アップグレードが失敗すると、[パッケージ「LMIS」のインストールに失敗しました]という件名のメールが、以下のような内容にて、作業を行っているユーザのメールアドレスに通知されます。
バージョン番号はインストールバージョンによって異なります。
アップグレードは行われずに終了します。アップグレードに失敗した場合には、製品サポート(ユニリタサポートセンター)までお問い合わせください。
これで、LMISのアップグレード手順は完了です。