WinRMのパラメータ設定を変更する

WinRMのパラメータ設定を変更する操作について、例を用いて説明します。

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WinRMのパラメータ設定を変更する


WinRMのパラメータ設定を変更するには、以下のコマンドを実行します。

C:¥>winrm set winrm/”パラメータの設定箇所” @{パラメータ名=”設定する値”}

  • ”パラメータの設定箇所”に、パラメータの設定箇所を記述します。

  • ”設定する値”に、パラメータに設定する値を記述します。

WinRMの状態を確認する


配布元サーバおよび配布先サーバで設定されているWinRMの状態を確認する場合は、以下のコマンドを実行します。

C:¥>winrm get winrm/config

コマンドで指定するパラメータの詳細は、「WinRMのパラメータ」を参照してください。

WinRMのタイムアウト設定を100秒に変更する


WinRMのタイムアウト設定を100秒に変更する場合は、以下のコマンドを実行します。

C:¥>winrm set winrm/config @{MaxTimeoutms=”100000”}

  • パラメータの設定箇所は、「config」です。

  • パラメータ「MaxTimeoutms」に「100000」を設定します。

参考情報

  • 自動リリースの処理で配布元サーバや配布先サーバで配布処理を実行する際にタイムアウトエラーになる場合や、サイズが大きいファイル(配布処理に時間が掛かるファイル)を配布することが考えられる場合は上記設定で、タイムアウトの時間を長く設定してください。

WinRMで実行するプログラムに割り当てるヒープサイズの最大値を4,096MB に変更する


WinRMで実行するプログラムに割り当てるヒープサイズの最大値を4,096MB に変更する場合は、以下のコマンドを実行します。

C:¥>winrm set winrm/config/winrs @{MaxMemoryPerShellMB="4096MB"}

  • パラメータの設定箇所は、「config/winrs」です。

  • パラメータ「MaxMemoryPerShellMB」に「4096MB」を設定します。

参考情報

  • 自動リリースの処理で実行するスクリプトを指定した場合に「Could not reserve enough

    space for object heap」というようなエラーが出力されるときや、スクリプトで実行する処理で使用するヒープサイズが大きい場合に設定を変更してください。