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承認処理を行うステータスで、承認者を設定させるワークフロールールを追加します。

インシデント管理の標準の承認フローで、ステータス[調査]に承認処理を追加する場合は、ワークフロールール[調査_承認者設定]を追加します。

また、ワークフロールールの実行アクションとして、以下の項目自動更新を追加します。

  • [承認者の決定]

  • [承認者の組合せ]

  • [承認者2]


<目次>

操作方法


1.ビルドメニューを表示します。 ビルドメニューを表示する操作については、「/wiki/spaces/tmpclscfg/pages/1238302944」を参照してください。

2.ビルドメニューで、[作成]-[ワークフローと承認申請]-[ワークフロールール]をクリックします。


[ワークフローの理解]が表示された場合は、[次へ]ボタンをクリックします。 
 

3.[新規ルール]ボタンをクリックします。

4.[オブジェクト]欄で、ワークフロールールを適用するオブジェクトを選択します。選択後、[次へ]ボタンをクリックします。

たとえば、インシデント管理のワークフロールールを追加する場合は、[インシデント管理]を選択します。

5.ワークフロールールのルール名、ルールを実行する条件を入力します。入力後、[保存&次へ]ボタンをクリックします。

指定する項目を以下に示します。

項目

説明

ルール名

ワークフロールールのルール名を入力します。 一意の名称を指定してください。
例:対策_承認者設定

レコードが次の場合にルールを評価

[作成されたとき、およびその後基準を満たすように編集されたとき]を選択します。

次の場合に、このルールを実行します。

[条件が一致する]を選択します。

[ルール条件]欄で指定するルールを以下に示します。

項目

演算子

ワークフロー実行番号

次の文字列と一致する

9950(固定)

承認中フラグ

次の文字列と一致する

OFF(固定)

既存ワークフロー制御フラグ

次の文字列と一致する

ON(固定)

ワークフロー実行フラグ

次の文字列と一致する

ON(固定)

ステータス値

次の文字列と一致する

100

上記の[ステータス値]に設定する[200]は、インシデント管理の「調査」のステータス値です。

[ステータス値]には、ルールを追加するステータスのステータス値を指定してください。

各プロセスのステータス値については、「プロセスのステータス、ステータス値一覧」を参照してください。
 

6.ワークフロールール適用時のアクションとして、[ワークフローアクションの追加]をクリックした後、[新規項目自動更新]を選択します。

登録済みの項目自動更新をアクションとして使用する場合は、[ワークフローアクションの追加]をクリックした後、[既存アクションの選択]を選択して、既存の項目自動更新を選択してください。

7.承認者の決定に関する新規項目自動更新として、必要事項を入力します。入力後、[保存 & 新規]ボタンをクリックします。

入力が必要な項目を以下に示します。

項目

説明

名前

項目自動更新の名前を入力します。

一意の名前

項目自動更新の一意の名前を入力します。

「ox_」で始まる文字列を指定しないでください。

更新する項目

[承認者の決定]を選択します。

新規項目値の指定

[True]を選択します。

必ず入力する項目には、入力欄の左に赤い線が表示されています。

8.承認者の組合せに関する新規項目自動更新として、必要事項を入力します。入力後、[保存 & 新規]ボタンをクリックします。

入力が必要な項目を以下に示します。

項目

説明

名前

項目自動更新の名前を入力します。

一意の名前

項目自動更新の一意の名前を入力します。

「ox_」で始まる文字列を指定しないでください。

更新する項目

[承認者の組合せ]を選択します。

新規項目値の指定

調査の承認者と対策の承認者を替える場合のみ指定します。

[特定値]ラジオボタンを選択し、承認者の組合せとして[2]を選択します。

承認者の組合せについては、「複数人承認への承認フローの変更」を参照してください。

必ず入力する項目には、入力欄の左に赤い線が表示されています。

9.承認者2(またはその他の承認項目)に関する新規項目自動更新として、必要事項を入力します。入力後、[保存]ボタンをクリックします。

入力が必要な項目を以下に示します。

項目

説明

名前

項目自動更新の名前を入力します。

一意の名前

項目自動更新の一意の名前を入力します。

「ox_」で始まる文字列を指定しないでください。

更新する項目

[承認者2]または他の承認者項目を選択します。

新規項目値の指定

調査の承認者と対策の承認者を替える場合のみ指定します。

[承認者2]または他の承認項目で承認するユーザを指定します。

ユーザのルックアップ検索ボタンをクリックすると表示される画面で、ユーザを選択してください。

必ず入力する項目には、入力欄の左に赤い線が表示されています。

 

10.[完了]ボタンをクリックします。

 

11.[有効化]ボタンをクリックします。

これで、ワークフロールールの追加は完了です。

参考情報


  • ワークフロールールの新規作成は、以下のステップで詳細情報を入力します。
    各ステップの指定方法の詳細は、Salesforceヘルプ「ワークフロールールの作成」を参照してください。
    1. ワークフロールールの条件の設定
    2. ワークフロールールへの自動アクションの追加
    3. Salesforce 組織のデフォルトのワークフローユーザの特定
    4. ワークフロールールの有効化

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