構成情報連携に使用するユーザを無効化する
構成情報連携で使用したユーザを無効化します。
本作業は、データローダを使用します。
ユーザの無効化は、以下の流れで操作します。
ハードウェアの所有権を移行する
ソフトウェアの所有権を移行する
ユーザを無効化する
<目次>
ハードウェアの所有権を移行する
以下の操作を実施して、ハードウェアレコードを移行します。
1.データローダをダウンロードする
データローダのダウンロード及び操作については、マニュアル「運用管理ガイド データローダをダウンロードする」を参照してください。
2.データローダでユーザのデータをエクスポートする
以下の内容で、[ユーザ]のデータをエクスポートしてください。
指定する項目 | 指定する内容 |
---|---|
出力するオブジェクト | ユーザ (User) |
出力するデータ内容 | Select Id, Username, Name, IsActive, ProfileId, Profile.Name FROM User WHERE UserType = 'Standard' |
3.エクスポートしたユーザ情報から構成情報連携に使用していたユーザIDと所有権変更後のユーザIDを確認する。
4.データローダで、ハードウェアのデータをエクスポートする
以下の内容で、[ハードウェア]のデータをエクスポート(Export)してください。
指定する項目 | 指定する内容 |
---|---|
出力するオブジェクト | ハードウェア(SMOC__ox_obj_hardware__c)を選択します。 |
出力するデータ内容 | Select Id, Name, OwnerId, SMOC__ox_txt_name__c ※赤字の部分には手順3にて確認した構成情報連携に使用していたユーザIDを指定する |
5.エクスポートしたハードウェア情報を更新する
各列を、以下のように修正します。
ヘッダ | ラベル | 指定する内容 |
---|---|---|
Id | カスタムオブジェクトID | 更新できません。 |
Name | ソフトウェア番号 | 更新できません。 |
OwnerId | 所有者 | 手順3にて確認した変更後の所有者のIDを指定します。 |
SMOC__ox_txt_name_c | ハードウェア名 | 更新しません。 |
6.データローダで、ハードウェアのデータを更新する
手順4~5で更新したハードウェアデータを保存して、データローダで更新(Update)します。
これで、ハードウェアレコードの移行は完了です。
ソフトウェアの所有権を移行する
以下の操作を実施して、ソフトウェアレコードを移行します。
1.データローダをダウンロードする
データローダのダウンロード及び操作については、マニュアル「運用管理ガイド データローダをダウンロードする」を参照してください。
2.データローダでユーザのデータをエクスポートする
以下の内容で、[ユーザ]のデータをエクスポートしてください。
指定する項目 | 指定する内容 |
---|---|
出力するオブジェクト | ユーザ (User) |
出力するデータ内容 | Select Id, Username, Name, IsActive, ProfileId, Profile.Name FROM User WHERE UserType = 'Standard' |
3.エクスポートしたユーザ情報から構成情報連携に使用していたユーザIDと所有権変更後のユーザIDを確認する。
4.データローダで、ソフトウェアのデータをエクスポートする
以下の内容で、[ソフトウェア]のデータをエクスポート(Export)してください。
指定する項目 | 指定する内容 |
---|---|
出力するオブジェクト | ソフトウェア(SMOC__ox_obj_software__c)を選択します。 |
出力するデータ内容 | Select Id, Name, OwnerId, SMOC__ox_txt_name__c ※赤字の部分には手順3にて確認した構成情報連携に使用していたユーザIDを指定する |
5.エクスポートしたソフトウェア情報を更新する
各列を、以下のように修正します。
ヘッダ | ラベル | 指定する内容 |
---|---|---|
Id | カスタムオブジェクトID | 更新できません。 |
Name | ソフトウェア番号 | 更新できません。 |
OwnerId | 所有者 | 手順3にて確認した変更後の所有者のIDを指定します。 |
SMOC__ox_txt_name_c | ソフトウェア名 | 更新しません。 |
6.データローダで、ソフトウェアのデータを更新する
手順4~5で更新したソフトウェアデータを保存して、データローダで更新(Update)します。
これで、ソフトウェアレコードの移行は完了です。
ユーザを無効化する
構成情報連携に使用したユーザを無効化します。
ユーザを無効化する操作は、マニュアル「運用管理ガイド ユーザの削除」を参照してください。
これで、構成情報連携に使用したユーザの無効化作業は完了です。
参考情報
データローダのダウンロード及び操作については、マニュアル「運用管理ガイド データローダをダウンロードする」を参照してください。