ERP連携の制限事項
ERP連携の制限事項について説明します。
自動移送のリカバリ処理等は実施されません。移送管理レコードを失敗として終了します。
移送先と移送元のマシンには、異なるOS種別のマシンを選べません。
OKの例:移送元がLinux、移送先がLinux
NGの例:移送元がWindows、移送先がLinuxWindowsで指定できる配布先パスの長さは、以下の長さの合計が254 バイトまでです。
作業フォルダパス¥_____移送管理番号¥bkup¥移送先フォルダ下で最大のパス
ERP連携の環境変数の設定値には、全角文字またはシングルクォーテーションを含むパスを設定できません。
自動移送ファイル一時保存フォルダのパスには、%を含むパスを設定できません。
自動移送の結果更新処理の制限について
API要求数の24 時間以内の上限は、ユーザ数×1,000です。この上限を超えると、画面で移送管理の実行結果を更新できなくなります(自動移送の処理自体は実行されます)。
実行結果をLMISへ更新する方法については、「ステータスが「実行待ち」にならない、「確認待ち」のままである場合」を参照してください。
現在のAPI要求数の使用数は、[設定]-[管理]-[組織プロファイル]-[組織情報]から確認できます。
1回の自動移送処理(申請~移送実施完了)で使用するAPI要求数は、40弱です。
以下の計算式の値が0以上の場合に、自動移送の処理が正常に実行できます。
(<組織のAPI 要求数の上限値>-<現在のAPI 要求の使用数>)-(<実行予定の移送管理のレコード数>×40)
例:25 ユーザでご契約の場合
25ユーザで契約されているお客様の環境では、25,000 回のAPI要求数が使用できます(1ユーザ1,000回)。
1回の自動移送につき、API要求数を40回ほど使用するため、1日で625レコードの自動移送申請を行うことができます(ただし、他の連携ツールなどでAPI要求数を使用している場合は、この限りではありません)。