レコードタイプを削除または無効化するとエラーが表示される

レコードタイプを削除または無効化するとエラーが表示される

レコードタイプを削除または無効化しようとすると「デフォルトのレコードタイプとして以下のプロファイルが現在使用中です。」というエラーが表示される場合の対応策について説明します。

エラーを解消するには、エラーに表示されている各プロファイルを編集して、割り当てられているデフォルトのレコードタイプを変更します。

しかし、一部のプロファイルでは、デフォルトのレコードタイプの編集画面のリンクがないため、直接URLを指定して画面を開く必要があります。

レコードタイプ作成時は、利用しているプロファイルにのみ「使用可能に設定する」ことが推奨されます。

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<目次>

各プロファイルの「レコードタイプの設定」からデフォルトのレコードタイプを変更する


エラーが表示されているプロファイルを確認し、各プロファイルの「レコードタイプの設定」からデフォルトのレコードタイプを変更します。

  1. オブジェクトのレコードタイプのエラーが表示されたページの「プロファイル」セクションを確認します。
    エラーとなっているプロファイルの一覧が表示されているため、プロファイル名をクリックします。

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  2. プロファイル画面が開きます。
    「レコードタイプの設定」の中から、対象のオブジェクトの[編集]リンクをクリックします。

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  3. レコードタイプの設定画面が開きます。
    「使用可能なレコードタイプ」では、削除や無効化をしたいレコードタイプを「使用可能なレコードタイプ」へ移動します。
    デフォルトのレコードタイプ」では、代わりに別のレコードタイプを選択します。
    レコードタイプが1つしかない場合は、「マスター」を設定します。

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  4. 設定後、[保存]ボタンをクリックします。
    上記の設定をエラーが発生しているプロファイル分実施してください。

これで、各プロファイルの「レコードタイプの設定」からデフォルトのレコードタイプを変更する手順は完了です。

URLを指定してデフォルトのレコードタイプを変更する


以下の一部のプロファイルでは、デフォルトのレコードタイプの編集画面のリンクがないため、直接URLを指定して画面を開く必要があります。

  • Chatter External User

  • Chatter Free User

  • Chatter Moderator User

拡張プロファイルユーザインターフェースを無効にする

  1. 拡張プロファイルユーザインターフェースが[無効]である必要があるため、設定を変更します。
    [設定]をクリックします。

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  2. [クイック検索] テキストボックスに、「ユーザー管理設定」と入力します。
    表示された「ユーザー管理設定」をクリックします。

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  3. ユーザー管理設定画面から、「拡張プロファイルユーザーインターフェース」の設定を「無効」に設定します。

「有効」となっていた場合は、プロファイルの設定変更後、本画面から「有効」に戻してください。

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Classicレイアウトに切り替える

Lightningレイアウトで作業するとURLが変更されるため、Classicレイアウトに切り替えます。

Lightningレイアウトをご利用の場合は、プロファイルの設定変更後、Lightningレイアウトに戻してください。

  1. ユーザーアイコンをクリックし、[Salesforce Classic に切り替え]リンクをクリックします。

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  2. Classicレイアウトが表示されます。

デフォルトのレコードタイプの編集画面のURLを作成する

  1. エラーとなったプロファイルのIDを確認します。
    [設定]リンクから設定画面を表示し、クイック検索ボックスに「プロファイル」と入力します。
    [プロファイル]リンクをクリックします。

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  2. エラーとなったプロファイルのリンクをクリックします。
    例では「Chatter External User」プロファイルをクリックします。

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  3. プロファイルページが表示されます。
    URLをコピーしてテキストエディタなどにコピーしておきます。URLの例は以下の通りです。
    「00e」で始まる15文字の英数字が、プロファイルのIDです。このIDは後ほど必要になります。

    https://【ドメイン名】.my.salesforce.com/00eIR000001peOO

  4. 1、2の手順で、再度プロファイルの一覧画面を表示します。
    システム管理者のプロファイルをクリックします。

    1458503686_11.png

     

  5. システム管理者プロファイルの詳細画面が開きます。
    「レコードタイプの設定」の中から、対象のオブジェクトの[編集]リンクをクリックします。

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  6. 「レコードタイプの設定の編集」画面のURLをコピーしてテキストエディタなどにコピーしておきます。
    URLの例は以下の通りです。

    https://【ドメイン名】.my.salesforce.com/setup/ui/profilerecordtypeedit.jsp?id=00eIR000001peO8&tid=01IIR0000023bk1&pn=%25E3%2582%25B7%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2586%25E3%2583%25A0%25E7%25AE%25A1%25E7%2590%2586%25E8%2580%2585&retURL=%2F00eIR000001peO8

  7. 手順6のURLの「「id=」の後ろの部分を、手順3で確認したプロファイルのIDに置き換えます。
    URLの例は以下の通りです。(変更箇所は太字の部分です)

    https://【ドメイン名】.my.salesforce.com/setup/ui/profilerecordtypeedit.jsp?id=00eIR000001peOO&tid=01IIR0000023bk1&pn=%25E3%2582%25B7%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2586%25E3%2583%25A0%25E7%25AE%25A1%25E7%2590%2586%25E8%2580%2585&retURL=%2F00eIR000001peO8

  8. 手順7で作成したURLをブラウザのアドレスバーにコピーし、Enterキーを押します。
    これで、設定するプロファイルの [レコードタイプの設定] 編集ページが開きます。
    各プロファイルの「レコードタイプの設定」からデフォルトのレコードタイプを変更するの手順3を参考に、デフォルトのレコードタイプの変更を実施してください。

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  9. 1~8の手順をエラーになった他のプロファイル分実施します。
    作業実施後、再度レコードタイプの削除または無効化を実施してください。

 

これで、URLを指定してデフォルトのレコードタイプを変更する手順は完了です。

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