インシデントやサービス要求といったレコードを顧客に公開する設定を行います。
公開する先は公開グループというグループに対して行うのが基本となります。
この章では、共有先とする公開グループを作成します。社外ユーザの公開の設定については、「社外ユーザの共有設定をする」参照してください。
LMISコンシェルジュ毎の全企業の公開グループまたは、LMISコンシェルジュ毎で企業グループ単位で公開グループを作成します。
同じルールを適用したい企業同士を公開グループとして1つにまとめます。
＜目次＞
操作方法
1．ビルドメニューを表示します。
ビルドメニューを表示する操作については、マニュアル「コンフィグレーションガイド コンフィグレーションに使用するメニュー(Lightning)」を参照してください。
2．[クイック検索]より「公開グループ」を検索し[公開グループ]をクリックします。
3．公開グループ画面より[新規]ボタンをクリックします。
4．新規グループ画面より以下の表に従って内容を入力します。
設定する項目を以下に示します。
項目 | 説明 | 値 |
|---|---|---|
表示ラベル | 任意の文字列を入力します。このグループがどのような単位のグループなのかが分かりやすく記入します。 | UNIRITAポータルA企業グループ |
グループ名 | 任意の半角英数字を入力します。作成した公開グループの中で一意である必要があります。 | UniritaPortalAGroup |
5．グループのメンバーを選択します。「検索」より「ポータルロール」を選択し、表示されたポータルロールを「選択済みのユーザ」へ追加します。
ここで追加するのは現在作成しているLMISコンシェルジュに所属させる取引先のポータルロールを選択します。
「企業A」という取引先を作成した場合、ポータルロールは「企業A 顧客 ユーザ」という名前になります。
6．入力が完了したら[保存]ボタンをクリックします。
7．手順3～6を作成したい企業グループ毎、LMISコンシェルジュ毎に作成します。
これで、LMISサイトユーザの公開グループを作成する手順は完了です。