利用可能な項目と計算方法
ここでは、任意の項目に対して営業時間の計算を行う場合に利用できる項目の組み合わせと計算方法について説明します。
<目次>
利用できる項目の組み合わせ
営業時間の計算には、以下の2種類の利用方法があります。
それぞれの利用方法に対して、利用できる項目の組み合わせを説明します。
任意の日時と日時の間の差分時間を計算する
作業の開始日時と終了日時の間にかかった時間を営業時間を元に計算する場合などに使用します。
計算に使用する項目:計算を開始する日時項目、計算を終了する日時項目
計算結果に使用する項目:計算結果の差分時間を格納する数値項目任意の日時から、一定の時間が経過した日時を計算する
受付日時から5日後の日時を営業時間を元に計算する場合などに使用します。
計算に使用する項目:計算を開始する日時項目、経過時間を指定する数値項目
計算結果に使用する項目:計算結果の日時を格納する日時項目
計算に使用される営業時間
各プロセスで使用される営業時間には、優先度があります。
たとえば、イベント管理のレコードに、組織の営業時間とサービスの営業時間が設定されている場合、イベント管理の営業時間の計算には、サービスの営業時間が使用されます。
営業時間が使用できるプロセスと、計算に使用される営業時間の優先度を以下の表に示します。
なお、サービスの営業時間は、イベント管理、サービス要求管理、インシデント管理、問題管理、変更管理とサービスを関連付けた際に、サービスの営業時間が設定されます。
プロセス | 使用される営業時間(優先度順) |
---|---|
イベント管理 |
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インシデント管理 |
インシデント管理に関連付けたサービスと顧客に一致するサービス契約がある場合、サービス契約の営業時間が設定されます。 |
サービス要求管理 |
サービス要求管理に関連付けたサービスと顧客に一致するサービス契約がある場合、サービス契約の営業時間が設定されます。 |
問題管理 |
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変更管理 |
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リリース管理 |
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タスク |
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FAQ管理 |
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お知らせ |
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移送管理 |
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自動リリース管理 |
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サービス |
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ネットワーク |
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ハードウェア |
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ソフトウェア |
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ドキュメント |
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プロバイダ |
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期日 |
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連携_CI1 |
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連携_CI2 |
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連携_ジョブグループ管理 |
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連携_ジョブネットワーク管理 |
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連携_ジョブ管理 |
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連携_ネットワーク管理 |
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連携_リソース管理 |
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