入力規則を作成する
入力規則を作成します。
入力規則の作成では、ルール名、関数を使ったエラー条件式、エラー時に表示するメッセージを設定します。
<目次>
操作方法
1.ビルドメニューを表示します。 ビルドメニューを表示する操作については、「コンフィグレーションに使用するメニュー(Classic)」を参照してください。
2.ビルドメニューで、[作成]-[オブジェクト]をクリックします。
3.対象のオブジェクトをクリックします。
たとえば、インシデント管理の入力項目について設定する場合は、[インシデント管理]をクリックします。
4.画面上部の[入力規則]をクリックして、[入力規則]欄を表示します。
5.[新規]ボタンをクリックします。
6.[ルール名] を入力し、[有効]チェックボックスをチェックします。
7.エラー条件数式を入力します。
8.条件式のサンプルを以下に示します。
条件式の「text_Field_A__c 」、「text_Field_B__c」、「select_Field_C__c」は、それぞれ「テキスト項目A」、「テキスト項目B」、「選択リスト項目C」のAPI参照名です。
条件の例 | 条件式 |
---|---|
テキスト項目Aでその他と入力した場合、テキスト項目Bの入力を必須にする。 | AND( text_Field_A__c = 'その他' , ISBLANK( text_Field_B__c) ) |
選択リスト項目Cでその他を選択した場合、テキスト項目Bの入力を必須にする。 | AND( ISPICKVAL ( select_Field_C__c, 'その他' ) , ISBLANK( text_Field_B__c) ) |
選択リスト項目C を指定した場合、テキスト項目Bの入力を必須にする。 | IF ( ISBLANK( TEXT( select_Field_C__c, ) ) , false , ISBLANK( text_Field_B__c) ) |
9.[構文を確認]ボタンをクリックして、エラー条件数式が正しいかを確認します。
エラーがある場合は、内容を確認して、正しい数式を入力してください。
[この関数に関するヘルプ]をクリックすることで、使用できる関数の詳細を確認できます。
10.[エラーメッセージ]欄に、エラー時に表示するメッセージを入力します。
11.[エラー表示場所]で、エラーを表示する場所を選択します。
[エラー表示場所]に[項目]を指定すると、編集画面で指定した項目位置にエラーメッセージを表示できます。
12.[保存]ボタンをクリックします。
これで、入力規則の作成は完了です。
注意事項
入力規則が正常に動作しない場合は、[有効]チェックボックスのチェックを外し、無効化した後、修正してください。