Lightning移行のリリース
ここでは、「Lightning移行作業」で実施した内容をLMISユーザにリリースして、Lightningの利用を開始する操作について説明します。
Lightning移行の最後の作業であるリリース作業は、以下の作業の流れで行います。
1.ユーザの移行
LMISユーザに「プロファイルの移行」で作成したプロファイルを、組織のユーザに割りあてることで行います。
2.ワークフローの移行
「ワークフロールールの設定」で作成したワークフロールールを有効化します。
<目次>
注意事項
本リリース作業は、利用者がいない時間帯に実施してください。
操作方法
ユーザの移行
1.データローダをダウンロードする
本リリース作業は、データローダを使用します。
データローダをダウンロードする操作については、マニュアル「運用管理ガイド(Classic) データローダをダウンロードする」を参照してください。
2.データローダでユーザのデータをエクスポートする
以下の内容で、[ユーザ]のデータをエクスポートしてください。
指定する項目 | 指定する内容 |
---|---|
出力するオブジェクト | ユーザ (User) |
出力するデータ内容 | Select Id, Username, Name, IsActive, ProfileId, Profile.Name, UserPreferencesLightningExperiencePreferred FROM User WHERE UserType = 'Standard'
|
操作の詳細については、マニュアル「運用管理ガイド(Classic) データのバックアップとリストア」を参照してください。
3.データローダで、プロファイルのデータをエクスポートする
以下の内容で、[プロファイル]のデータをエクスポートしてください。
指定する項目 | 指定する内容 |
---|---|
出力するオブジェクト | プロファイル (Profile) プロファイルを出力する場合は、[Show all Salesforce Objects]をチェックします。 |
出力するデータ内容 | Select Id, Name FROM Profile WHERE UserType = 'Standard'
|
操作の詳細については、マニュアル「運用管理ガイド(Classic) データのバックアップとリストア」を参照してください。
4. ユーザデータのプロファイル情報を更新する
手順2でエクスポートしたユーザデータのプロファイル情報を、手順3でエクスポートしたプロファイルデータを使用して更新します。
以下の図では、Classicで使用していた[スタッフ]プロファイルを、Lightningで使用する[Lightningスタッフ]プロファイルに更新する操作を説明します。
エクスポートしたプロファイルデータ
エクスポートしたユーザデータ
同様の手順で、すべてのユーザに対して必要なプロファイル情報の更新を実施してください。
[システム管理者]プロファイルのユーザは、プロファイル情報の更新は不要です。
5. ユーザデータのLightning使用情報の値を更新する
以下の図で、Lightning使用情報を更新する操作を説明します。
エクスポートしたユーザデータ
6. データローダで、ユーザのデータを更新する
手順4~5で更新した、ユーザデータを保存して、データローダで取り込みます。
操作の詳細については、マニュアル「運用管理ガイド(Classic) データのバックアップとリストア」を参照してください。
これで、ユーザの移行は完了です。
続けて、ワークフローの移行を行います。
ワークフローの移行
1.画面左側、タブの下にある[クイック検索/検索...] テキストボックスに、[ワークフロールール]を入力します。
[ワークフロールール]をクリックします。
2.以下のワークフロールールを、[無効化]をクリックして無効化します。
オブジェクト | ルール名 |
---|---|
通知 | メール送信 |
3.以下のワークフロールールを、[有効化]をクリックして有効化します。
オブジェクト | ルール名 |
---|---|
通知 | メール送信(Lightning所有者変更) |
通知 | メール送信(Lightning所有者変更以外) |
これで、Lightning移行のリリースの操作は完了です。