バックアップしたデータをリストアする

データローダを使用して、バックアップしたデータをリストアします。

バックアップしたデータをリストアする際は、リストアするデータのID以外をInsertした後、InsertしたデータをExportし、新しく採番されたIDで置き換えます。

その後、データの関連付けを確認します。

操作方法


1.バックアップしたCSVファイルをコピーします。


2.以下のオブジェクトをリストアする場合、CSVファイルを編集します。
イベント管理/インシデント管理/サービス要求管理/問題管理/変更管理/リリース管理/タスク/FAQ管理/お知らせ/サービス/ハードウェア/ソフトウェア/ドキュメント/ネットワーク/プロバイダ

リストア時にワークフロールールやフローの動作を防ぐために、以下の内容を修正します。
・ SMOC__ox_nul_workflowExeNumber__cの内容をすべて10000にします。
・ SMOC__ox_sel_workflowCntrlFlg__cの内容をすべてOFFにします。
・ SMOC__ox_sel_completeLock__cの内容をすべてOFFにします。(イベント管理の場合、この作業は不要です)


3.データローダを起動します。

4.[Insert]ボタンをクリックします。

 

5.リストアするオブジェクトを選択します。

対象のオブジェクトが表示されない場合は、[Show all Salesforce objects]チェックボックスをチェックしすべてのオブジェクトを表示してください。

 

6.バックアップしたCSVファイルのコピーの保存先を指定します。

7.[Next]ボタンをクリックします。

 

8.[OK]ボタンをクリックします。

 

9.[Create or Edit a Map]ボタンをクリックします。

 

10.[Auto-Match Field to Columns]ボタンをクリックします。

11.[OK]ボタンをクリックします。

 

12.ID以外のデータが関連付けられていることを確認し[Next]ボタンをクリックします。

 

13.リストアの結果ファイルの出力先を指定します。

14.[Finish]ボタンをクリックします。

 

15.実行を確認するダイアログが表示されたら、[はい]ボタンをクリックします。

 

16.実行結果を確認し、[OK]ボタンをクリックします。 

登録に成功した内容を確認する場合は、[View Successes]ボタンをクリックします。

登録に失敗した内容と原因を確認する場合は、[View Errors]ボタンをクリックします。

 

17.[Export]ボタンをクリックします。

 

18.リストアするオブジェクトを選択します。

対象のオブジェクトが表示されない場合は、[Show all Salesforce objects]チェックボックスをチェックしすべてのオブジェクトを表示してください。

 

19.出力されるCSVファイルの保存先を指定します。

20.[Next]ボタンをクリックします。

 

21.出力するデータ内容と出力条件を指定し、[Add condition]ボタンをクリックします。

出力条件として、SMOC__ox_nul_workflowExeNumber__cに10000を指定します。

22.[Finish]ボタンをクリックします。


23.実行を確認するダイアログが表示されたら、[はい]ボタンをクリックします。

 

24.実行結果を確認し、[OK]ボタンをクリックします。 出力内容を確認する場合は、 [View Extraction]ボタンをクリックします。

 

25.バックアップしたCSVファイルを編集して、IDを上記でExportしたCSVファイルのIDと置き換えます。

26.[Upsert]ボタンをクリックします。

 

27.リストアするオブジェクトを選択します。

対象のオブジェクトが表示されない場合は、[Show all Salesforce objects]チェックボックスをチェックしすべてのオブジェクトを表示してください。

 

28.IDを修正したCSVファイルを指定します。

29.[Next]ボタンをクリックします。

 

30.[OK]ボタンをクリックします。

 

31.Idがマッチングに使用されることを確認して、[Next]ボタンをクリックします。

 

32.関連オブジェクトのマッチングに使用するフィールドを選択します。

33.[Next]ボタンをクリックします。

 

34.[Create or Edit a Map]ボタンをクリックします。

 

35.[Auto-Match Fields to Columns]ボタンをクリックします。

36.[OK]ボタンをクリックします。

 

37.全データが関連付けられていることを確認し、[Next]ボタンをクリックします。

 

38.結果ファイルの出力先を指定します。

39.[Finish]ボタンをクリックします。


40.実行を確認するダイアログが表示されたら、[はい]ボタンをクリックします。

 

41.実行結果を確認し、[OK]ボタンをクリックします。 
登録に成功した内容を確認する場合は、[View Successes]ボタンをクリックします。
登録に失敗した内容と原因を確認する場合は[View Errors]ボタンをクリックします。

 

これで、バックアップしたデータのリストアは完了です。

注意事項


  • 削除したデータとの関連を含むバックアップデータは、そのままではリストアできません。関連の内容をファイルから削除する必要があります。

  • 削除したデータをリストアする場合、管理番号(例:インシデント管理番号「INC-00000150」等)は新しく採番されます。

  • データローダを使用してデータの登録・更新・削除を行う場合、その操作によって、特定の項目の利用が制限されます。以下に制限の内容を示します。
    (凡例) ○:必須項目 △:使用可能項目 ×:使用不可項目

フィールド名

Insert

Update

Upsert

Delete

フィールド名

Insert

Update

Upsert

Delete

ID

×

OWNERID

×

ISDELETED

×

×

×

×

NAME

×

×

×

×

CREATEDDATE

×

×

×

×

CREATEDBYID

×

×

×

×

LASTMODIFIEDDATE

×

×

×

×

LASTMODIFIEDBYID

×

×

×

×

SYSTEMMODSTAMP

×

×

×

×

LASTACTIVITYDATE

×

×

×

×

SMOC__で始まるその他の項目

×

任意に追加したカスタム項目

×

参考情報