項目監査履歴アドオン
<目次>
- 1 参考情報
項目監査履歴機能は、標準の項目履歴管理機能を拡張したもので、有償のオプションになります。
項目監査履歴機能によって、オブジェクトレコードの変更に関する情報(変更前と変更後)の記録を長期間保存することが可能になります。
この機能を使用していない場合には、それぞれの変更履歴が保管期限によって自動的に削除される前に、各オブジェクト毎に履歴情報を定期的にエクスポートして外部に保管するなどの運用を検討する必要があります。
標準の項目履歴管理機能と項目監査履歴機能の比較については以下のようになります。
機能 | 項目履歴管理 | 項目監査履歴 |
---|---|---|
提供方法 | 標準機能 | 有償オプション |
トラッキング項目 | 20項目まで | 60項目まで |
保存期間 | 18ヶ月間 | 10年間(アーカイブ後の保存期間) |
保存場所 | 各オブジェクトの履歴関連オブジェクト 例: | 項目履歴アーカイブ(FieldHistoryArchive) |
エクスポート方法 | 監査履歴レポートを利用することができます。 監査履歴レポートの使用については、「監査履歴レポートを参照する」を参照してください。 | データローダを使って、項目履歴アーカイブ(FieldHistoryArchive)オブジェクトから履歴データをエクスポートすることができます。 |
項目監査履歴が有効化されると、自動的に項目履歴データを保持するためのポリシーがサポート対象オブジェクトに設定されます。
参考情報
標準では、本番組織では 18 か月後、Sandbox 組織では 1 か月後にデータがアーカイブされ、アーカイブされたすべてのデータは 10 年間保存されます。
入力項目の履歴管理の設定方法については、マニュアル「コンフィグレーションガイド 入力項目の履歴管理の設定をする」を参照してください。
項目監査履歴アドオンの詳細については、Salesforceヘルプ「項目監査履歴」を参照してください。