活動履歴のメール送受信

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Last updated: 8月 30, 2023
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レコードの詳細画面、またはレコードの詳細画面の[活動履歴]欄からメールを送信できます。

この機能を利用してメールを送信することで、メール送信の履歴を[活動履歴]欄に残すことができます。

また、送信したメールに対して返信することで、メールの内容を活動履歴に登録できます。


利用例

  • 活動履歴からのメール送信(Classic)
    インシデント管理などのレコードの詳細画面で、[活動履歴]欄からメールを送信できます。
    送信した履歴が[活動履歴]欄に表示されるため、レコードにメールの送信履歴を紐づけて管理できます。
    また、レコード内容に合わせて、送信先やメール内容を自動で設定できます。

     

  • 詳細画面からのメール送信(Lightning)
    インシデント管理などのレコードの詳細画面で、メールを送信できます。
    送信した履歴が[活動履歴]欄に表示されるため、レコードにメールの送信履歴を紐づけて管理できます。
    また、レコード内容に合わせて、送信先やメール内容を自動で設定できます。

     

  • 受信メールへの返信による活動履歴への登録
    活動履歴から送信されたメールに返信することで、活動履歴にメールの内容を登録できます。

活動履歴のメール送受信機能を利用するためには、メールサービスの設定、設定ファイルでの設定などを行います。


設定の流れ

活動履歴のメール送受信機能を利用する設定の流れを以下に示します。

  1. 活動履歴のメール受信機能用のメールサービスを作成する
    メールサービスとは、受信メールを処理するSalesforceのプロセスです。
    メールサービスに関連するメールアドレスを作成し、そのメールアドレス宛にメールを送信することで、活動履歴にメールの内容を登録することができます。
    メールサービスの作成の操作については、「メールサービスを登録する」を参照してください。
    「3.組織のメールアドレスを登録する」で登録した組織のアドレスから転送設定、またはメーリングリストに含めるなどして、メールサービスのメールアドレス宛にメールを送信する必要があります。

  2. メール連携設定ファイルを作成、登録する
    メールサービスの登録で、Apexクラスとして[EmailHandler]を選択した場合、メール連携設定ファイルの作成が必要です。ここでは、最低限の内容のみを記載したメール連携設定ファイルの作成について説明します。
    メール連携設定ファイルの作成、登録については、「メール連携設定ファイルを作成、登録する」を参照してください。
    　

  3. 組織のメールアドレスを登録する
    送受信が可能なお客様ドメインのメールアドレスを用意し、組織のメールアドレスとして登録します。
    組織のメールアドレスの作成については、「組織のメールアドレスを登録する」を参照してください。
    登録したメールアドレスは、活動履歴からのメールの送信元アドレスとして使用されます。
    受信メールを取り込む場合は、「メール送信設定ファイル(LMIS_SelectMail)」を参照して、活動履歴からのメールの送信元を組織のメールアドレスに設定してください。

2023/8/29現在、Salesforce基盤側のセキュリティ観点による対応により、メールサービスの登録で作成したメールアドレス（salesforce.comドメイン）が、組織のメールアドレスとして登録できないようになっております。
そのため、新規で組織のメールアドレスを登録する際には、お客様ドメインのアドレスを登録していただく必要がございます。
すでに登録済みの組織のアドレス（salesforce.comドメインのアドレス）は引き続き利用することが可能になっておりますので、お客様の既存の運用に影響はございません。

 

  1. ページレイアウトに[活動履歴]欄とメール送信ボタンを表示する
    ページレイアウトを編集して、イベントやインシデントなどのオブジェクトの詳細画面に、[活動履歴]欄を表示します。

    • Classicの場合
      [活動履歴]欄に、メール送信のボタンを配置します。

    • Lightningの場合
      詳細画面のボタンに、メール送信のボタンを配置します。

    ページレイアウトの操作については、「ページレイアウトへの活動履歴の表示」を参照してください。

  2. 活動履歴のメール送受信機能用のメールテンプレートを登録する
    送信するメールのメールテンプレートを登録します。
    メールテンプレートの登録については、「活動履歴のメール送受信機能用のメールテンプレートを登録する」を参照してください。

  3. メール送信設定ファイルで、メール送信画面の設定をする
    メール送信設定ファイルを作成して、メール送信画面表示時のデフォルトの宛先、テンプレートなどを設定します。
    また、「インシデントの件名が"パスワード再発行"である場合に、mailtemplate01を使用する」など、メール送信画面での条件なども設定します。
    メール送信設定ファイルの詳細は、「メール送信設定ファイル(LMIS_SelectMail)」を参照してください。

  4. LMISにメール送信設定ファイルを登録する
    登録の操作については、「LMISの設定ファイルの登録、更新」を参照してください。


＜目次＞