データ定期削除設定ファイルを作成する
データ定期削除設定ファイルを作成します。データ定期削除設定ファイルの概要、記述形式、記述例について説明します。
<目次>
ファイルの概要
データ定期削除設定ファイルには、定期削除対象とするデータの抽出条件と、それに対応するジョブ名を定義します。ファイルの概要を以下に示します。
項目 | 内容 |
---|---|
ファイル名 | LMIS_schedulable_delete.ini |
ファイル保管先 | システム管理フォルダ |
フォーマット | テキスト形式ファイル(UTF-8) |
記述形式
ジョブ名、「;」セミコロン、削除対象データを抽出するselect文の順に記述します。
ジョブ名;削除対象データを抽出するselect文
記述例
データ定期削除設定ファイルの記述例を以下に示します。
#[既読]がTrueとなっている通知
delete_notify;select id from SMOC__ox_obj_notify__c where SMOC__ox_chk_unconfirmed__c = true
#廃棄フラグONのソフトウェア
delete_software;select id from SMOC__ox_obj_software__c where SMOC__OX_CHK_ABANDONMENT__C = true
#作成日から1ヶ月経過かつイベントカテゴリが「情報」のイベントレコード
delete_event;select id, CreatedDate from SMOC__ox_obj_event__c where CreatedDate < LAST_MONTH and SMOC__ox_sel_category__c = '情報'
上記に記述されているselect文で抽出するデータの説明を以下に示します。
select文 | 説明 |
---|---|
delete_notify;select id from SMOC__ox_obj_notify__c where SMOC__ox_chk_unconfirmed__c = true | SMOC__ox_obj_notify__cテーブルからSMOC__ox_chk_unconfirmed__c(既読)がTrueのレコードをselectします。 |
delete_software;select id from SMOC__ox_obj_software__c where SMOC__OX_CHK_ABANDONMENT__C = true | SMOC__ox_obj_software__cテーブルからSMOC__OX_CHK_ABANDONMENT__C(廃棄)がTrueのレコードをselectします。 |
delete_event;select id, CreatedDate from SMOC__ox_obj_event__c where CreatedDate < LAST_MONTH and SMOC__ox_sel_category__c = '情報' | SMOC__ox_obj_event__cテーブルから、作成日から1ヶ月経過かつイベントカテゴリが「情報」のイベントレコードをselectします。 |
注意事項
select文には、limit句を付加することはできません。
参考情報
データ定期削除設定ファイルの登録については、「データ定期削除設定ファイルを登録する」を参照してください。