Teams連携機能の利用停止と今後の対応方針について(2024/09/04 更新)

2024/09/04 更新:「影響内容」、「お客様に実施いただく作業」、「コネクタ機能とワークフローでの機能差異」を更新しました。

2024/08/06 更新:「概要」と「影響内容」のコネクタ機能廃止に関するスケジュールについて更新しました。

<目次>

概要


マイクロソフト社より、Microsoft Teamsのコネクタ機能(Incoming Webhook)が2024年8月15日から新規作成停止、2024年10月1日から使用不可となることが発表されました。

2024/8/6 追記

マイクロソフト社より、コネクタ機能廃止に関するスケジュール変更が発表されました。

  • 廃止のタイムラインは2025年12月まで延長されましたが、2024年12月31日以降もコネクタ機能を使用する場合には、追加の対応が必要となります。

  • コネクタ機能の新規作成停止については、2024年8月15日から変更ございません。

これに伴い、Teamsのコネクタ機能(Incoming Webhook)を利用しているLMISのTeams連携機能が利用できなくなります。

コネクタ機能の代替としてPower Automateの「ワークフロー」が提供されているため、LMISのTeams連携機能が引き続き利用できるよう、「ワークフロー」を利用するTeams連携機能の検証と切り替えの準備を進めています。

Teams連携機能の詳細は、コンフィグレーションガイド「Teamsと連携する」を参照してください。

影響のあるお客様


  • Teams連携機能をご利用中のお客様

  • 直近でTeams連携機能をご利用予定のお客様

影響内容


Teams連携機能をご利用中のお客様

2024年12月30日までは現状のTeams連携機能がご利用いただけますが、2024年12月31日以降も使用する場合には、追加の対応が必要となります。

廃止のタイムラインは2025年12月まで延長されましたが、今後「ワークフロー」を利用するTeams連携機能に切り替えていただく必要がございます。

「ワークフロー」を利用するTeams連携機能の設定手順は、「Teams連携機能をご利用中のお客様」を参照してください。

直近でTeams連携機能をご利用予定のお客様

2024年8月15日からコネクタ機能(Incoming Webhook)が新規作成停止となるため、Teams連携機能をご利用いただくことができません。

また、2024年8月15日以前にTeams連携機能を設定していた場合、2024年12月30日までは現状のTeams連携機能がご利用いただけますが、2024年12月31日以降も使用する場合には、追加の対応が必要となります。

「ワークフロー」を利用するTeams連携機能の設定手順は、「Teams連携機能をこれからご利用するお客様」を参照してください。

お客様に実施いただく作業


2024/09/04 追記:「ワークフロー」を利用するTeams連携機能の設定手順を公開しました。

Power Automateの「ワークフロー」を利用したTeams連携機能の設定手順について説明します。
現状のご利用状況に応じて、設定手順を確認してください。


Teams連携機能をこれからご利用するお客様

コンフィグレーションガイド Teamsと連携する」を参照し、Teams連携の設定を行ってください。


Teams連携機能をご利用中のお客様

既存のTeams連携の設定内容をもとに、修正を行います。

1.「コンフィグレーションガイド TeamsにLMIS連携を設定する」を参照し、Teamsにワークフローを設定します。

2.「コンフィグレーションガイド LMISにTeams連携を設定する」を参照し、既存設定の修正を行います。

3.「コンフィグレーションガイド LMISにTeams連携を設定する」の「リモートサイトを登録する」を参照してリモートサイトを登録します。

4.フローの一覧画面より、Teams連携の設定をしたフロー名をクリックします。

1275756585_Teams連携機能をご利用中のお客様_2.png

5.フローが開いたら、[別名で保存]ボタンをクリックします。

1275756585_Teams連携機能をご利用中のお客様_3.png

6.「新規バージョン」を選択し、[保存]ボタンをクリックします。

7.新しいバージョンのフロー画面が開きます。
「非同期に実行」側にあるTeams連携のApexアクションを開き、[要素を編集]をクリックします。

8.下にスクロールし、「02:Incoming WebhookのURL」欄を確認します。
手順1で設定した、連携に使用するURLに修正して保存します。

9.フローを保存後、[有効化]ボタンをクリックします。

 

これで、Teams連携の既存設定の修正は完了です。

コネクタ機能とワークフローでの機能差異


コネクタ機能を利用した連携時において、LMISのリッチテキスト項目をTeamsに連携すると、太字や文字色の変更がTeamsでも同様に反映されていました。
しかし、ワークフローでは、HTMLタグがそのまま表示されてしまいます。