追加の承認処理が「承認」された場合、次のステータスに遷移するように処理を追加します。「承認」フローを変更します。
本手順では承認後に「対策」のステータスに進めるように「ステータス値」に「200」を代入するようにします。
また、以下の項目に関して、更新処理の追加、変更、削除を行います。
[ガイド]
[ステータス値]
[ステータス]
[サブステータス]
[承認日時]
[対策完了日時]
[Guide]
[完了日時]
[承認開始ステータス値]
[承認者の決定]
[調査完了日時]
<目次>
操作方法
1.ビルドメニューを表示します。 ビルドメニューを表示する操作については、「コンフィグレーションに使用するメニュー(Lightning)」を参照してください。
2.ビルドメニューのクイック検索より「フロー」と検索します。検索結果から[フロー]をクリックします。
3.フローが表示されます。インシデント管理の「承認」フローをクリックします。
4.ステータス「調査」の分岐を追加します。[ステータス]要素をクリックし、[要素を編集]ボタンをクリックします。
5.画面左のメニューより 四角いプラスアイコンをクリックします。
6.右側に表示された設定を以下の表に従い入力してください。
表示ラベル(結果の詳細) | 任意(例:調査) 承認処理を追加するステータス名を入力します。 |
結果のAPI参照名 | 任意(例:result01_2) 任意のAPI参照名を入力します。値は一意になるようにします。 |
結果を実行するタイミング | すべての条件に一致 (AND) |
リソース | {!$Record.SMOC__ox_nul_statusNumber__c} [グローバル変数] - [$Record] - [ステータス値]の順番に選択します。 |
演算子 | 次の文字列と一致する |
値 | 100 設定する[100]は、ステータス[調査]のステータス値です。 各オブジェクトのステータス値については、「プロセスのステータス、ステータス値一覧」を参照してください。 |
7.[完了]ボタンをクリックします。
8.「調査」と「対策」の分岐の要素が作成されます。「対策」の「承認完了」の[決定]要素をクリックします。
9.[要素をコピー]をクリックします。
10.「調査」の下の アイコンをクリックします。
11.[コピーした要素を張り付け]をクリックします。
12.同様に[承認完了]要素と[承認継続]要素もそれぞれの要素をクリックして[要素をコピー]をし、ステータス「調査」の[承認完了]要素と[承認継続]要素に[コピーした要素を張り付け]を行います。
13.ステータス「対策」で表示させる「ガイド」を作成します。
画面左側のメニューの[新規リソース]ボタンをクリックします。
14.「リソース種別」に「数式」を選択します。以下の表に従い設定を行います。
リソース種別 | 数式 |
API参照名 | 任意(例:measures_guide) API参照名を入力します。値は一意になるようにします。 |
説明 | 任意(例:対策のガイドです) |
データ型 | テキスト |
数式 | 任意(例:'インシデントの対策が開始されました') ガイドに表示させたい文字列を入力します。文字列は「'」で括る必要があります。 |
15.[完了]ボタンをクリックします。
16.コピー先の[承認完了]要素をクリックし、[要素を編集]ボタンをクリックします。
17.表示された画面で以下の「項目」の「値」を変更します。
項目① | SMOC__ox_ltx_guide__c(ラベル名:ガイド) |
値① | 例:{!measures_guide} 手順14で入力したAPI参照名に従い値を合わせます。 |
項目② | SMOC__ox_nul_statusNumber__c(ラベル名:ステータス値) |
値② | 200 設定する[200]は、ステータス[対策]のステータス値です。 各オブジェクトのステータス値については、「プロセスのステータス、ステータス値一覧」を参照してください。 |
項目③ | SMOC__ox_sel_status__c(ラベル名:ステータス) |
値③ | 対策 |
項目④ | SMOC__ox_sel_subStatus__c(ラベル名:サブステータス) |
値④ | 実施中 |
18.以下の表に示した項目は アイコンをクリックして削除します。
項目① | SMOC__ox_app_date__c(ラベル名:承認日時) |
項目② | SMOC__ox_dat_measuresEndDate__c(ラベル名:対策完了日時) |
項目③ | SMOC__ox_dt_compDate__c(ラベル名:完了日時) |
項目④ | SMOC__ox_ltx_guide_en__c(ラベル名:Guide) |
19.[項目を追加]ボタンをクリックします。
20.項目が追加され、項目が入力できようになります。
以下の表の項目分[項目を追加]ボタンをクリックし、「項目」、「値」を入力します。
項目① | SMOC__ox_nul_approvalStatusNumber__c(ラベル名:承認開始ステータス値) |
値① | 200 次のステータス値を入力します。本手順ではステータス「対策」の「200」を入力します。 |
項目② | SMOC__ox_chk_approvalDecision__c(ラベル名:承認者の決定) |
値② | {!$GlobalConstant.True} 承認者を決定させるための設定を行います。 [グローバル定数] - [{!$GlobalConstant.True}] の順番に選択します。 |
項目③ | SMOC__ox_dat_surveyEndDate__c(ラベル名:調査完了日時) |
値③ | {!Now} 「調査完了日時」項目に現在の日時を代入します。 |
21.[完了]ボタンをクリックします。
22.ステータス「調査」とステータス「対策」を別の承認者にしたい場合は、「追加の階層と完了に遷移する要素を追加する」の「承認者を変更する」の章を参照してください。
23.画面右上の[別名で保存]ボタンをクリックします。
24.表示された画面で、以下の通り入力します。
フローの表示ラベル | 任意(例:承認(調査承認用)) フローの表示ラベル名を入力します。分かりやすい名前を入力します。 |
---|---|
フローのAPI参照名 | 任意(例:unirita_Investigation_Approval) フローの一意の名前を入力します。 「ox_」で始まる文字列を指定しないでください。 |
説明 | 任意(例:承認(調査承認用)のフローです。) |
25.[保存]ボタンをクリックします。
26.表示された画面で、[有効化]ボタンをクリックします。元のフローは無効化します。
これで、追加の承認処理の次のステータスに遷移する要素を追加する手順は完了です。
参考情報
フローのページでは、ビューを作成することで、目的のフローが検索しやすくなります。
フローのビューの作成については、「フローでのビューの作成」を参照してください。本手順に合わせてページレイアウトの修正も行います。
修正方法については、「承認処理の追加に合わせてページレイアウト、表示ラベルを変更する」を参照してください。