所有者にキューを使用して承認処理を実施する
所有者にキューを設定した状態で承認処理を実施することができます。
本章では、所有者にキューを設定した状態で、承認処理を実施できるようにする手順を説明します。
本設定にて、値をチェックありにすると、レコードのフルアクセス権限を持つ以下のユーザが承認依頼、依頼取消を実施できるようになります。
レコードの所有者に設定されているユーザ
レコードの所有者に設定されているキューのメンバになっているユーザ
本設定にて、値をチェックありにすると、レコードの所有者にかかわらず、以下のユーザにもフルアクセス権限が与えられ、承認依頼、依頼取消を実施できます。ご注意ください。
プロファイルや権限セットで、対応するオブジェクトの「カスタムオブジェクト権限」の「データ管理」項目で、「すべて変更」権限を設定されたユーザ
システム管理者
<目次>
操作方法
1.設定画面を表示します。画面左側にある[クイック検索] テキストボックスに、[カスタムメタデータ]を入力します。
[カスタムメタデータ型]をクリックします。
2.「システム論理パラメータ」の[レコードの管理]をクリックします。
3.「フルアクセス権限を持つユーザに承認依頼と依頼取消を許可する」の[編集]をクリックします。
4.「値」をチェックありにして、[保存]ボタンをクリックします。
これで、所有者にキューを使用して承認処理を実施する手順は完了です。
参考情報
[承認者の決定方法]に「G」を指定しているレコードは、本設定に関係なく、以下のユーザが承認依頼・依頼取消を実施できます。
レコードの所有者に設定されているユーザ
レコードの所有者に設定されているキューのメンバになっているユーザ
承認者の決定方法については、「承認者の決定方法の種類」を参照してください。