Lightningへの移行可否を確認する

ここでは、Lightningに移行できないケースを説明することで、お客様の組織がLightningに移行できるかどうかを判断します。

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Lightningでサポートされるブラウザ


Lightningはサポートされているブラウザのみで動作し、対象外のブラウザでは全く動作しません。

システム管理者を除く組織のすべてのユーザは、Lightningがサポートされているブラウザのみを使用する必要があります。

このルールに対して例外となるユーザがいる場合、Lightningへの移行はサポートされません。

Lightningでサポートされるブラウザの詳細は、LMISマニュアルサイトLMIS稼働環境」を参照してください。

モバイルがサポートするブラウザ


組織の一部、またはすべてのユーザがモバイルを利用する場合、システム管理者を除く組織のすべてのユーザは、以下のルールに従う必要があります。

このルールに対して例外となるユーザがいる場合、Lightningへの移行はサポートされません。

モバイルでサポートされるブラウザの詳細は、Salesforce ヘルプ「Salesforce アプリケーションの要件」を参照してください。

Lightningで使用できない機能を使用している組織


Lightningで使用できない機能を使用している組織では、Lightningへの移行後にその機能は使用できなくなります。

例として、Salesforceのドキュメントを使用してドキュメント管理を行っている組織や、一部のオブジェクトでレコードタイプを使用している組織がこの制限に該当します。

この使用できなくなる機能が運用上重要な役割を持つ場合、Lightningに移行することはできません。

Lightningで使用できない機能についての詳細は、「ClassicとLightningの機能差異」を参照してください。

一部のユーザへの限定的なリリース、または段階的なリリースが必要な組織


システム管理者を除いて、ClassicとLightningを併用することはできません。

本事項に該当する組織は、Lightningへの移行が現在サポートされていません。

コンフィグレーションエディタを使用して、非公開の機能を設定している組織


コンフィグレーションエディタを使用して、表示条件が設定されたボタンを有効にしている場合は、Lightningへの移行がサポートされていません。

本事項に該当する組織は、Lightningへの移行が現在サポートされていません。

プロファイル名をワークフローに使用している組織


本書で説明するLightningの移行では、すべてのユーザに新しく作成したLightning用のプロファイルを割り当てる作業を含みます。

プロファイル名をワークフローなどの制御に使用している組織では、Lightning移行後にワークフローが意図しない動作をする可能性があります。

本事項に該当する組織は、Lightningへの移行が現在サポートされていません。

カスタマイズ開発された組織


本事項に該当する組織は、Lightningへの移行が現在サポートされていません。

カスタマイズ開発された組織とは、マニュアルサイト「サポート対象のコンフィグレーション範囲」に記載のない作業をしている組織になります。

参考情報


  • セルフサービスポータルサイトは、Classic、Lightningに関わりなくそのまま利用可能です。