データ登録ユーティリティの概要

LMISにCSVデータを登録するコマンドラインインターフェースユーティリティです。直接コマンドラインから実行することで、インポート処理を行うこともできます。

また、ファイル監視ユーティリティと連携することで、ファイル内容をLMISに自動登録できます。

データ登録ユーティリティを使用するには、連携ツールの導入と、データ登録ユーティリティを使用するための設定が必要です。設定後、データ登録ユーティリティを起動します。

<目次>

データ登録ユーティリティの処理概要


データ登録ユーティリティが行う処理の概要を以下に示します。

1.データ登録処理
データ登録設定ファイルに定義された条件に基づいて、指定された行数ずつ入力データを読み込み、LMISに登録します。
入力データは、コマンドライン引数としても指定できます。
 

2.データ登録処理の中止
以下の事態が発生した場合には処理を中止します。
・設定ファイルの読み込みが失敗した場合
・CSV ファイルの読み込みが失敗した場合
・本製品との通信と接続処理(リトライ含む)に失敗した場合
ファイル監視ユーティリティと連携している場合は、ファイルを退避フォルダに移動します。
 

3.データ登録が成功したレコードの出力
データ登録が成功した場合、対象レコードを登録済みデータとして、以下のファイル名で登録済みフォルダに出力します。

YYYYMMDDhhmmss_regist_「入力ファイル名」

   

4.データ登録が失敗したレコードの出力
データの重複登録エラー等で登録できなかった場合、対象レコードを未登録データとして、以下のファイル名で未登録フォルダに出力します。

YYYYMMDDhhmmss_unRegist_「入力ファイル名」

未登録レコードには、レコード末尾に失敗の原因が追記されます。

データ登録ユーティリティの対象オブジェクト


データ登録ユーティリティで登録可能なオブジェクトを以下に示します。

  • イベント管理

  • ソフトウェア

  • ハードウェア

  • 取引先

  • 取引先責任者

参考情報