タスクの設定ファイル(Classic用)(LMIS_TaskSetting)
タスクの設定ファイル(Classic用)(LMIS_TaskSetting)は、インシデント管理などのオブジェクトのレコードからタスクを作成する際に、タスクに引き継ぐレコードを設定するファイルです。
タスクの設定ファイル(Classic用)(LMIS_TaskSetting)の基本情報、定義内容、定義例などについて説明します。
<目次>
ファイルの基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
ドキュメント名 | LMIS_TaskSetting |
ドキュメントの一意の名前 | 任意 |
ファイル保管先 | LMISドキュメントフォルダ |
フォーマット | テキスト形式ファイル |
文字コード | UTF-8(BOMなし) |
ファイル反映のタイミング | 本ファイルをLMIS上に配置したときに反映します。 |
定義内容
Salesforce インスタンスセクション
組織がSalesforceの[私のドメイン]機能を使用して、サブドメインを設定している場合に、インスタンス名の設定を記述します。
属性 | 説明 | 省略可否 | 省略値 |
---|---|---|---|
INSTANCE | Salesforceの[私のドメイン]機能を使用して作成したサブドメインのインスタンス部分を指定します。 例:サブドメインがhttps://uniritatest01.my.salesforce.comの場合 INSTANCE=https://uniritatest01.my.salesforce.com 指定しない場合、タスクの引継ぎ機能を利用できません。 | × |
パラメータ値の指定内容
分類 | 指定形式 | 説明 |
---|---|---|
文字列型 | $ | 文字列に変換します。 例:00N10000002iCg1=$サンプルテキスト |
数値型 | # | 数値に変換します。 例:00N10000002iCg1=#3 |
チェック型 | _ (アンダーバ―) | TRUEまたはFALSEに変換します。 例:00N10000002iCg1=_TRUE |
@USERNAME | 実行ユーザ名をテキスト形式に変換します。 例:00N10000002iCg1=@USERNAME | |
@USERID | 実行ユーザIDを参照項目形式に変換します。 | |
@TODAY | 実行日を日付項目形式に変換します。 | |
@NOW | 実行日時を日時項目形式に変換します。 | |
API参照名 | 引き継ぎ元オブジェクト項目のAPI参照名を設定することで、タスクに引き継ぎ元項目の値を引き継ぐことができます。 例:00N10000002iCg1=SMOC__ox_subject__c |
定義例
[SMOC__ox_obj_request__c]
CF00O10000002iCg0=Name
00O10000002iCg10=SMOC__ox_txt_subject__c
[SMOC__ox_obj_incident__c]
CF00O10000002iCg1=Name
00O10000002iCg10=SMOC__ox_txt_subject__c
[SMOC__ox_obj_problem__c]
CF00P10000002iCg2=Name
00O10000002iCg10=SMOC__ox_txt_subject__c
[SMOC__ox_obj_change__c]
CF00Q10000002iCg3=Name
00O10000002iCg10=SMOC__ox_txt_subject__c
[SMOC__ox_obj_release__c]
CF00R10000002iCg4=Name
00O10000002iCg10=SMOC__ox_txt_subject__c
[SMOC__ox_obj_task__c]
CF00S10000002iCg5=Name
00O10000002iCg10=SMOC__ox_txt_subject__c
定義例に記載した項目IDは、使用する環境ごとに異なります。
注意事項
必ずUTF-8形式で保存してください。UTF-8形式以外の文字コードで保存した場合、正しく引き継ぎができないことがあります。
この機能を利用する場合、引き継ぎ項目に、必ず[関連+引き継ぎオブジェクト名]を指定してください。この項目を指定しないと、作成元のオブジェクトとの関連が設定されません。
たとえば、インシデント管理からタスクに引き継ぎを行う場合は、[関連インシデント]項目に、インシデント管理番号(API参照名はName)を引き継ぎます。
参考情報
タスク作成時の引き継ぎ項目の設定については、「タスク作成時の引き継ぎ項目の追加、変更」を参照してください。
組織のドメインの設定については、マニュアル「運用管理ガイド 組織のドメインの設定」を参照してください。