セルフサービスポータルでリッチテキストエリアに文字数の制限を超えて下書き保存をするとエラーが発生する
<目次>
事象
セルフサービスポータルのフォーム入力時のリッチテキストエリアで文字数の制限を超えた状態で、
下書き保存をすると、エラーが発生し、参照できない下書きレコードが作成されてしまいます。
エラーが発生した場合はそれ以上操作ができず入力内容も失われてしまいます。
1.リッチテキストエリアに、文字数の制限を超えた文字を入力して、下書き保存をします
2.エラー画面に遷移してしまい、入力していた内容が失われてしまいます。(この状態で前の画面に戻っても入力項目は空白となります)
3.上記のエラーが表示されても、下書きレコードは作成されてしまいます。
4.該当の下書きレコードは参照することができません。参照するとエラーが表示されます。
発生条件
発生バージョン:V2.3.0.00以降のセルフサービスポータル
条件:リッチテキストエリアで文字数の制限を超えた入力をして、下書き保存ボタンをクリックした場合に発生します。
リッチテキストエリアは通常32,768文字まで入力できますが、HTML情報などを張り付けると意図せず発生する可能性があります。
本リッチテキストエリアはWebページをコピーしHTMLを張り付ける事が可能です。
リッチテキストエリアの文字数には、エディタに表示されない HTML マークアップが含まれます。
書式設定の適用状況に応じて、リッチテキスト項目に入力できる文字数は、指定された制限よりも少なくなります。たとえば、太字の書式設定ではテキストの周囲に <b></b> のタグが含まれるため、最大で 7 文字が追加されます。
回避策
現状回避策はありません。
発生してしまった場合は、再度、新規登録をお願いします。
作成されてしまう下書きレコードは使用することができない為、エラーが起きるレコード番号(P-XXXXXXXX)のセルフサービスポータルレコードをシステム管理者がLMIS画面から削除してください。
以下、システム管理者が行うセルフサービスポータルレコードの削除手順を説明します。
エラーが表示される下書きレコードのレコード番号を確認します(Pから始まる番号)。
システム管理者でLMISにログインし、LMIS画面のアプリケーションランチャーより[セルフサービスポータル]を検索し、クリックします。
セルフサービスポータルオブジェクトのビュー画面で[すべて選択]のビューを選択し、[このリストを検索]ボックスにエラーの起きているレコード番号を入力します。
入力したレコードに絞り込まれます。右側のメニューより[削除]をクリックします。
確認画面で[削除]ボタンをクリックします。
これで、セルフサービスポータルレコードの削除手順は完了です。