ChatGPTの契約と使用料金について
ChatGPTの契約と使用料金について説明します。
<目次>
ChatGPTの契約および使用料金のお支払いについて
ChatGPTの契約および使用料金のお支払いは、お客様にて実施していただきますようお願いいたします。
ChatGPT連携の料金について
ChatGPT連携の料金は使用するAPIのモデルとトークン数によって計算されます。料金の参考値は以下のようになります。
APIの単価などは、ご契約頂いているプランによって異なりますので、ChatGPTおよびAPIの料金詳細は「OpenAIのページ」をご参照ください。
日本語を使用した場合のトークン数に関しては、ひらがな1文字が1トークン以上、漢字1文字が2~3トークンになりますので、1K トークンは、おおよそ600~700文字程度になります。
機能名 | 使用するAPIモデル | APIの利用料金 | 備考 |
---|---|---|---|
レコードサジェスト機能 | text-embedding-3-large | $0.13 / 1M トークン | 500文字のインシデント管理レコードの場合は、1回のレコード保存あたりの料金は、以下のようになります。 トークン数:約700 (0.13 / 1,000,000) × 700 = $0.000091 |
トピック作成機能 | gpt-4-turbo | 入力:$10 / 1M トークン 出力:$30 / 1M トークン | 500文字のインシデント管理レコードの場合は、1回のレコード保存あたりの料金は、以下のようになります。 作成されるトピックは1トピック=約7文字(約10トークン)と仮定 入力トークン数:約700 出力トークン数:約50(5トピック)
( ( 10 / 1,000,000 ) × 700 ) + |
FAQ自動作成機能 | gpt-4-turbo | 入力:$10 / 1M トークン 出力:$30 / 1M トークン | 500文字のインシデント管理レコードで、自動作成されたFAQの質問と回答が、350文字の場合、1回のFAQ自動作成あたりの料金は、以下のようになります。 入力トークン数:約700 出力トークン数:約500
( ( 10 / 1,000,000 ) × 700 ) + |
ChatGPT連携の料金については以上になります。
ChatGPT連携の料金使用例について
LMISでインシデント管理レコードを以下のように登録したり更新する使用例を想定します。
例 | 値 |
---|---|
既存登録レコード件数 | 1000 |
月の新規登録件数 | 100 |
月の新規レコード更新回数 | 5 |
1レコードの文字数 | 500 本文字数でのAPI単価については、「ChatGPT連携の料金について」を参照してください。 |
それぞれの機能において、上記の運用をした場合の料金の消費量を以下に記載します。
レコードサジェストの1か月の想定料金
初期登録+初月の運用料金 (既存登録レコード件数+(月の新規登録件数+月の新規登録件数×月の新規レコード更新回数))×API単価 | 初月以降の運用料金 (月の新規登録件数+月の新規登録件数×月の新規レコード更新回数)×API単価 |
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(1000件 + (100件+100件×5回))×$0.000091 = $0.1456 | (100件+100件×5回)×$0.000091 = $0.0546 |
トピック自動生成機能の1か月の想定料
初期登録+初月の運用料金 (既存登録レコード件数+(月の新規登録件数+月の新規登録件数×月の新規レコード更新回数))×API単価 | 初月以降の運用料金 (月の新規登録件数+月の新規登録件数×月の新規レコード更新回数)×API単価 |
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(1000件 + (100件+100件×5回))×$0.0085 = $13.6 | (100件+100件×5回)×$0.0085 = $5.1 |
ChatGPT連携の料金使用例については以上になります。