インシデントをコピー登録する
すべてのインシデントレコードは、コピー登録機能を利用することで、インシデントの内容をコピーして、新規のインシデントを起票することができます。
頻繁にコピーを行うレコードをテンプレートとして保存しておき、そのテンプレートを使用してインシデントを登録することで、頻発するインシデントの受付や調査などに掛かる時間を削減できます。
コピー登録でコピーされる内容と、既存インシデントをテンプレートとして登録する操作、テンプレートを利用してインシデントを登録する操作について説明します。
<目次>
コピー登録でコピーされる内容
インシデントの以下の項目が、コピー登録時にコピーされます。
[基本情報]の[問い合わせ方法]欄
[基本情報]の[内容]欄
[種別情報]の[緊急度]欄
[種別情報]の[影響度]
[種別情報]の[インシデントカテゴリ]欄
[制御情報]の[FAQ候補]欄
テンプレートを登録する
テンプレートとしてよく利用するインシデントを、[テンプレート]ビューから検索できるように設定します。
アプリケーションメニューで、[LMIS サービスオペレーション]をクリックします。
[インシデント管理]タブをクリックします。
一覧から、テンプレートとして登録するインシデントのインシデント番号をクリックします。
[制御情報]の[入力テンプレート]欄で、チェックボックスをチェックします。
[保存]ボタンをクリックします。
これで、テンプレートの登録は完了です。
テンプレートとして登録されていないレコードもコピー登録できます。
テンプレートを利用してインシデントを登録する
アプリケーションメニューで、[LMIS サービスオペレーション]をクリックします。
[インシデント管理]タブをクリックします。
[ビュー]欄で、[テンプレート]を選択します。
一覧から、テンプレートとして利用するインシデントのインシデント番号をクリックします。
[コピー登録]ボタンをクリックします。
インシデントの件名を入力します。
[OK]ボタンをクリックします。
確認のメッセージが表示されたら、[OK]ボタンをクリックします。
[編集]ボタンをクリックします。
必要事項を入力し、[保存]ボタンをクリックします。
必ず入力する項目には、入力欄の左に赤い線が表示されています。
これで、テンプレートを利用したインシデントの登録は完了です。
参考情報
コピー先のレコードにはデフォルトレコードタイプが適用されます。
コピー元で指定されたレコードタイプをコピー先にも適用するように変更したい場合には、カスタムメタデータ型「システム論理パラメータ」の[コピー登録時にレコードタイプを複製する]をチェックする必要があります。
なお、この設定はインシデント管理とサービス要求管理の両方のコピー登録機能に適用されるので、注意してください。
詳しくは、マニュアル「コンフィグレーションガイド システム論理パラメータ」を参照してください。