レコードサジェスト機能の設定

レコードサジェスト機能を使用するための設定方法を説明します。


<目次>

レコードサジェスト機能で使用する「サジェストデータの作成」の初期値を設定する


今後登録するレコードでレコードサジェスト機能を有効にする場合は、「サジェストデータの作成」項目の初期値を変更します。

1.レコードサジェスト機能を使用するオブジェクトにて、以下の内容で選択リスト値の初期値を変更します。

オブジェクト名

項目名

選択リスト値

初期値

オブジェクト名

項目名

選択リスト値

初期値

FAQ管理

サジェストデータの作成

サジェストデータを作成する:レコード保存時にChatGPTにてサジェストデータが作成され、レコードサジェスト機能が使用可能になります。

サジェストデータを作成しない:レコード保存時のサジェストデータの作成を実行しません。

サジェストデータを作成する

インシデント管理

サジェストデータの作成

サジェストデータを作成する:レコード保存時にChatGPTにてサジェストデータが作成され、レコードサジェスト機能が使用可能になります。

サジェストデータを作成しない:レコード保存時のサジェストデータの作成を実行しません。

サジェストデータを作成する

 

2.選択リストの値の初期値設定については、「選択リストの値の初期値を設定する」を参照してください。


これで、レコードサジェスト機能で使用する「サジェストデータの作成」項目の初期値設定は完了です。

 

レコードサジェストコンポーネントをレコード参照画面に表示する


オブジェクトのレコード参照画面に、レコードサジェスト機能を使用するためのコンポーネントを配置します。

1.画面右上の歯車マークをクリックし、[設定]を選択して設定画面を開きます。

1184497705_01.png


2.[オブジェクトマネージャー]タブをクリックし、対象のオブジェクトを選択します。

本機能が使用できるオブジェクトを以下に示します。

オブジェクト

オブジェクト

FAQ管理

インシデント管理


ここではインシデント管理を例に説明します。

1184497705_02.png


3.[Lightningレコードページ]をクリックします。


4.[組織のデフォルト]列に[デスクトップ]と表示されているLightning レコードページをクリックします。
例では「インシデント管理」をクリックしています。


5.[コピー]ボタンをクリックします。


6.コンポーネント一覧から[LMIS レコードサジェスト]コンポーネントをドラッグして、任意の位置に配置します。


7.LMIS レコードサジェストコンポーネントの設定をします。


レコードサジェストコンポーネントの設定内容は以下になります。

項目

説明

初期値

項目

説明

初期値

タイトル

レコードサジェストコンポーネントに表示されるタイトルを指定します。
「{0}」を設定すると、オブジェクトで指定したオブジェクトの名前に変換して表示されます。

例に記載のように設定すると、タイトルには「レコードサジェスト(インシデント管理)」のように表示されます。

レコードサジェスト({0})

レコードサジェスト({0})

レコードサジェストに使用するレコード数

サジェスト候補の検索対象レコード数(100~5000)を指定します。

受付日時を基準として、直近の指定した件数分のレコードからサジェストします。

レコードサジェストに使用するレコード数を増やすと、サジェスト表示に時間がかかりますので、ご注意ください。
参考値:1,000件(18秒)、5,000件(180秒)

2,000

1,000

オブジェクト

レコードサジェストに使用するオブジェクトのAPI名を指定します。

対象オブジェクトは以下になります。

  • SMOC__ox_obj_faq__c(FAQ管理)

  • SMOC__ox_obj_incident__c(インシデント管理)

SMOC__ox_obj_incident__c

SMOC__ox_obj_incident__c


8.[保存]ボタンをクリックします。


9.[有効化]をクリックします。


10.[組織のデフォルトとして割り当て]をクリックします。


11.[デスクトップ]を選択し、[次へ]をクリックします。


12.[保存]をクリックします。

 

これで、レコードサジェストコンポーネントをレコード参照画面に表示する設定は完了です。