レコードサジェスト機能の設定
レコードサジェスト機能を使用するための設定方法を説明します。
<目次>
レコードサジェスト機能で使用する「サジェストデータの作成」の初期値を設定する
今後登録するレコードでレコードサジェスト機能を有効にする場合は、「サジェストデータの作成」項目の初期値を変更します。
本設定は、設定後に登録したレコードに対して反映されます。登録済みのレコードでレコードサジェスト機能を使用する場合は、「登録済みのレコードでChatGPT連携を使用する方法」を参照してください。
レコード単位で、レコードサジェスト機能の使用有無を設定する場合は、「登録済みのレコードでChatGPT連携を使用する方法」の「レコード単位でChatGPT連携を設定する」を参照して、レコード単位で「サジェストデータの作成」項目を設定してください。
1.レコードサジェスト機能を使用するオブジェクトにて、以下の内容で選択リスト値の初期値を変更します。
オブジェクト名 | 項目名 | 選択リスト値 | 初期値 |
---|---|---|---|
FAQ管理 | サジェストデータの作成 | サジェストデータを作成する:レコード保存時にChatGPTにてサジェストデータが作成され、レコードサジェスト機能が使用可能になります。 サジェストデータを作成しない:レコード保存時のサジェストデータの作成を実行しません。 | サジェストデータを作成する |
インシデント管理 | サジェストデータの作成 | サジェストデータを作成する:レコード保存時にChatGPTにてサジェストデータが作成され、レコードサジェスト機能が使用可能になります。 サジェストデータを作成しない:レコード保存時のサジェストデータの作成を実行しません。 | サジェストデータを作成する |
2.選択リストの値の初期値設定については、「選択リストの値の初期値を設定する」を参照してください。
これで、レコードサジェスト機能で使用する「サジェストデータの作成」項目の初期値設定は完了です。
レコードサジェストコンポーネントをレコード参照画面に表示する
オブジェクトのレコード参照画面に、レコードサジェスト機能を使用するためのコンポーネントを配置します。
1.画面右上の歯車マークをクリックし、[設定]を選択して設定画面を開きます。
2.[オブジェクトマネージャー]タブをクリックし、対象のオブジェクトを選択します。
本機能が使用できるオブジェクトを以下に示します。
オブジェクト |
---|
FAQ管理 |
インシデント管理 |
ここではインシデント管理を例に説明します。
3.[Lightningレコードページ]をクリックします。
4.[組織のデフォルト]列に[デスクトップ]と表示されているLightning レコードページをクリックします。
例では「インシデント管理」をクリックしています。
5.[コピー]ボタンをクリックします。
6.コンポーネント一覧から[LMIS レコードサジェスト]コンポーネントをドラッグして、任意の位置に配置します。
7.LMIS レコードサジェストコンポーネントの設定をします。
レコードサジェストコンポーネントの設定内容は以下になります。
項目 | 説明 | 例 | 初期値 |
---|---|---|---|
タイトル | レコードサジェストコンポーネントに表示されるタイトルを指定します。 例に記載のように設定すると、タイトルには「レコードサジェスト(インシデント管理)」のように表示されます。 | レコードサジェスト({0}) | レコードサジェスト({0}) |
レコードサジェストに使用するレコード数 | サジェスト候補の検索対象レコード数(100~5000)を指定します。 受付日時を基準として、直近の指定した件数分のレコードからサジェストします。 レコードサジェストに使用するレコード数を増やすと、サジェスト表示に時間がかかりますので、ご注意ください。 | 2,000 | 1,000 |
オブジェクト | レコードサジェストに使用するオブジェクトのAPI名を指定します。 対象オブジェクトは以下になります。
| SMOC__ox_obj_incident__c | SMOC__ox_obj_incident__c |
8.[保存]ボタンをクリックします。
9.[有効化]をクリックします。
10.[組織のデフォルトとして割り当て]をクリックします。
11.[デスクトップ]を選択し、[次へ]をクリックします。
12.[保存]をクリックします。
これで、レコードサジェストコンポーネントをレコード参照画面に表示する設定は完了です。