オブジェクト共通の[コピー]ボタンを使用する
- ユニリタ
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オブジェクト共通の[コピー]ボタンを使用するコピー登録機能を利用すると、オブジェクトおよびレコードタイプごとに、コピー元のレコードからコピー先のレコードに値を引き継ぐ項目を設定することができるようになります。
インシデント管理や問題管理などLMISのパッケージに含まれるカスタムオブジェクトのみではなく、取引先責任者などの標準オブジェクトでもこのコピー登録機能を利用することができます。
以下の操作手順でこのコピー登録機能を利用することができるようになります。
＜目次＞
操作方法
1．コピー設定ファイル「LMIS_CopySetting」を作成してLMISドキュメントに登録します。
設定ファイルをLMISに登録する手順については、「LMISの設定ファイルの登録、更新」を参照してください。
設定ファイルを登録するときに使用する画面の項目と値については以下のようになります。
項目 | 説明 |
|---|---|
ドキュメント名 | LMIS_CopySetting |
ドキュメントの一意の名前 | 任意の名前 |
フォルダ | LMISドキュメント |
ドキュメント | 作成したコピー設定ファイル |
2．この機能を使用したいオブジェクトのページレイアウトに[コピー]ボタンを配置します。
ここでは、[インシデント管理]オブジェクトを例にしてページレイアウトの設定方法について説明します。
設定画面の[クイック検索/検索...] テキストボックスに、[オブジェクト]を入力して、表示された[オブジェクト]をクリックします。
3．対象のオブジェクトをクリックします。この例では、[インシデント管理]をクリックします。
4．画面上部の[ページレイアウト]をクリックして、[ページレイアウト]を表示します。
5．変更したいページレイアウトの[編集]をクリックします。
6．[Salesforce モバイルおよび Lightning Experience のアクション]で「スパナ」アイコンをクリックします。
7．[Salesforce モバイルおよび Lightning Experience のアクション]に、[コピー]アクションを配置します。
[コピー]ボタンが2つ表示されている場合には、[コピー]ボタンにカーソルを置いたときに、[名前: SMOC__ox_act_copyRecord]と表示されるボタンを利用してください。
8．[保存]ボタンをクリックします。
9．手順5～8と同様の手順を、更新したいページレイアウトに対して実施してください。
10．手順3～9と同様の手順を、コピー登録機能を使用したいオブジェクトに対して実施してください。
これで、コピー登録機能を使用するための操作は完了です。
注意事項
コピー設定ファイルが設定されていない場合でも、[コピー]ボタンを使用することができます。その場合には、従来のコピー登録機能が利用できます。
参考情報
コピー設定ファイルの詳細については、「コピー設定ファイル(LMIS_CopySetting)」を参照してください。
コピー先のレコードにはデフォルトレコードタイプが適用されます。コピー元で指定されたレコードタイプをコピー先にも適用するように変更したい場合には、カスタムメタデータ型「システム論理パラメータ」の「コピー登録時にレコードタイプを複製する」をTrueに設定する必要があります。