セルフサービスポータルの拡張ルックアップ検索で、名前が重複しているレコードを選択するとエラーになる

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事象


セルフサービスポータルの問い合わせ、申請などの編集画面では、参照項目の値を入力するときに拡張ルックアップ検索を使用することができます。この拡張ルックアップ検索を使用して、名前が重複している取引先責任者、ユーザ、または取引先名が重複している取引先を選択した場合、エラーが発生して入力された値が消えます。

 

  • 参照関係に取引先、取引先責任者、ユーザのいずれかを指定している項目(「顧客担当者」項目など)で、拡張ルックアップ検索するとき、名前が重複している取引先責任者、ユーザ、または取引先名が重複している取引先を選択します。

 

  • エラー「該当するデータがありません。」が表示されて、選択できません。

 

発生条件


V2.9.0.00-2で修正されました。

本事象は以下のすべてを満たす場合に発生します。

・発生バージョン:V2.8.0.00~V2.9.0.00-2未満

・名前が重複している取引先責任者、ユーザ、または取引先名が重複している取引先レコードが存在

・セルフサービスポータルの編集画面で、拡張ルックアップ検索を使用

※拡張ルックアップ検索ではなく、標準ルックアップ検索を使用している場合は、この問題は発生しません。

※標準ルックアップ検索と拡張ルックアップ検索の違いについては、マニュアル「セルフサービスポータル利用ガイド 問い合わせや申請や変更要求の参照項目をルックアップ検索する」を参照してください。

回避策


取引先責任者名や取引先名がすべてユニークになるように修正します。

取引先責任者名の編集についてはマニュアル「運用管理ガイド(Classic) 取引先責任者の情報を編集する」を参照してください。

取引先名の編集についてはマニュアル「運用管理ガイド(Classic) 取引先の情報を編集する」を参照してください。